昨日、某美容室グループを取材。
同社が行なっている人材教育について、色々と教えていただいた。
技術はもとより、人間力(接客力)を身に付けることで、
スタイリストとしてデビューできるシステムとなっている。
その過程には創意工夫があり、ここでは省略させていただくが、一番面白いと感じたのが、
ブランディングテストと呼ばれるスタッフ教育だ。
年に3回ほど、全社員を対象にして一斉に行なわれるのだが、
その内容は、同社のビジョンやコンセプト、一般常識、マナー、時事関連、
カットやカラーなどのマニュアルなどについてである。
取材に協力してくれた方は「スタッフである以上、決して忘れていけない事。
接客するうえで大切な事などが出題される」と、その趣旨を語る。
特に、サロン運営を行なう際には、スタッフがビジョンとコンセプトについて理解している必要があり、
何回でも繰り返しながらチェックを行なうという。
これは、スタッフの人数に限らず必要であると考えるのは、オイラだけだろうか。
言葉で伝えて、忘れてはいけない事をスタッフに再確認してもらう。
ブランディングテスト、面白い試みである。
では。