本日は、ロレアルプロフェッショナル主催の経営ビジョンセミナーを受講した。
講師は弊誌サロンオーナーの連載企画でご協力いただいているロレアルの戸谷益三氏。
同セミナーは講師による講義だけではなく、受講生同士が話し合う時間が多く設けられており、
聞くだけではなく、自らが相手に話しつつ、考えをまとめると言う手法を行なっている。
そのためだろうか、昨年受講したにも関わらず、今回も受講する方も多く、
その理由を「井の中の蛙(かわず)になりたくないから」と言う話も聞こえてくる。
特に時間を割(さ)いていたのが、ビジョンエンロール(将来の展望を語る)。
ビジョンや夢を語る事でスタッフのモチベーション(ヤル気)は高まるのだが、
経営者の多くはスタッフには語らず、外部の方にだけ語る場合が多いと指摘する。
これは、そっくりそのままオイラにも当てはまる(汗)。
講師は語るべきポイントとして、お客さま、スタッフ、サロン、この3つを挙げている。
そして、受講生同士が自店のビジョンを交互に語った。
人に語る。
これには大きな理由があり、物事を実現する可能性として、
聞くだけが10%、書くだけで30%、人に話すと50%になり、決断するとなると70%となると講師は説明する。
そのための第一歩として、受講生同士がまずは語る事としている。
また、伸びているサロンの特徴として講師は、こう語る。
「ビジョンがまとまっており、コンセプトが明確。そして、ターゲットが絞られている」
続けて、伸びているサロンオーナーが実践している事としては
「やりがいを感じ、常にプラス思考で、勉強している」と述べる。
同セミナーは定員25名の所、多くの受講申し込みがあり、今回は40名が受講していた。
そのため、6月18日(月)に東京・代々木のロレアル東京アカデミーにて、追加日程が組まれていると言う。
都合があえば、また受講してみたい経営セミナーである。
ロレアルプロフェッショナル 経営ビジネスセミナー
http://www.beauty-salon.co.jp/01_topics/seminar/2007/04_busi_sp.html#414