本日は、東京の理容組合が主催している技術大会を取材した。
午後から伺ったため、技術風景を目にする事が出来なかったが、
久し振りに会う多くの人たちと挨拶ができた。
技術競技の後に「ミスター&ミス ヘアスタイリスト」と言うイベントがあった(写真)。
ルックスはもとより、理容業界に貢献している人たちを発表すると言った内容だが、
この企画は、発表方法にもう一工夫加えることで、さらに面白くなると感じた。
色々な経歴がある理容師が存在し、なぜ理容師を志したのか、
その点がそれぞれ違う事に面白さを感じたからだ。
言い換えれば、そこに理容業の良さがあると思うのはオイラだけだろうか。
であれば、その良さをもっとアピールすれば良いとも考える。
しかしながら、残念な場面にも遭遇してしまった。
とある部門に出場した専門学校の学生。
競技に出場している時から、その態度に横柄さを感じ、嫌悪感を抱いていたのだが、
表彰式前に、偶然にもオイラの付近に座っていた。
聞き耳をたてている訳ではないが、なんとなく、その学生の言葉が耳に入る。
挨拶をしている来賓などに対して、些細な事で突っ込みを入れているのだが、
その一つひとつが、何と言うか幼稚なのだ。
シャレが効いていない。面白くない。くだらない。笑えない。
そんな感じを強く受けてしまった。
表彰式では優勝台に登っていたが、果たして、その資格があるのが甚だ疑問が残った。
と、ここでグダグダ書いていてもしょうがないので、その学生の件については、
後日、理容学校の先輩として、学校に対して正式に意見してみる。
理容競技大会は、今後、どのような方向に進むのだろうか。
今一度、業界全体として考え直す時期であると考えるのだが。
では。