理容師カフェ‐小さな理容室の販促物語‐

家族経営の理容室が日々、行なっているちょっとした宣伝事例を情報共有します。

ヘッドスパ専門に学ぶ

東京・駒沢大学にあるヘッドスパ専門店ベルシュブーを、昨日、取材した。

伺うのは二回目にも関わらず、道に迷うオイラ(汗)。

電話をして場所を確かめると、逆方向に歩いていた事が判明。

やはり、人間の記憶はいい加減である。反省。


さて、お話しをお聞かせいただいたのは、常に笑顔が絶えないオーナー。

もの凄くご苦労された経験も、笑顔でサラリと話してくれる姿勢には、

すでに不思議な大物感すら漂ってくる。

そのオーナーは、スタッフ管理としてこのような事を話す。

「女性スタッフである以上、ゆとりと責任感を持たせています」と。

スタッフは3名。施術スペースはイス2台。

それぞれが担当分野の責任者であり、なおかつ勤務時間を調整することで、

ゆとりあるシフトを組んでいる。

なぜ、そのように行なうのか。

「癒しを提供するのに、スタッフに余裕がないと到底無理だから」とオーナーは即答する。

なるほど、仰る通りである。


と言う事は、ヘアサロンでヘッドスパを行なう際、技術や接客以前に、

そのようなシステムを組めるか否かが、まずは成功の別れ道となるのは想像に容易い。

余談になるが、同店の客層のメインは30代の女性としているが、もの凄く幅広くなっている。

娘が彼氏や母親を、母親が旦那を連れてくるからだ。

典型的な口コミのパターンである。


やはり、専門店から学ぶべき箇所は、数多く存在する事を痛感した。

言い換えれば、同業者同士のヘッドスパ講習には限度があると感じるのだが。

では。