理容師カフェ‐小さな理容室の販促物語‐

家族経営の理容室が日々、行なっているちょっとした宣伝事例を情報共有します。

デジタル×アナログ+気遣い

一昨日、いつもお世話になっているB丸さんと言う理容師さんのヘアサロンに行った。

このB丸さんのお店のホームページ、結構面白い。

と言うか、考え抜かれているホームページである。

デジタル知識が皆無に近いオイラなので、テクニカルな部分は説明できないが、

ありがちな言葉で表現すると「弱みを強みに変えている」となる。

スタッフがB丸さん1人であるため、複数スタッフに比べて作業効率は悪いが、

それを逆手にとって「1対1のヘアサロン」とアプローチ。

立地条件が厳しい環境は「路地裏のインディーズ」ともしている。

で、オイラが一番好きなのはB丸さんの日記。

キャンペーンのお知らせと連動しているのだが、常にニヤリとさせられる文体で、

知らず知らずのうちに、読み終わってしまう。


このB丸さんの手法には一つの特徴がある。

デジタルでアナログを紹介するという事だ。

前述のキャンペーンにしてもデジタルで紹介しつつも、

その内容自体は至極アナログなモノを取り上げている。

ネットで購入した小さなUFOキャッチャーで、景品をプレゼントするという内容だが、

これが案外ウケる。

ちなみに、オイラは3回ほどチャレンジしてみたが、1度も取れなかった(泣)。

聞けば、デジタル環境に身を置いておりHPを見て来店された方も、

無邪気に遊んでいくと言う。


そして、もう一点。

ホームページを開いた際の音量はナシ。

無音状態で、自分で音量を設定するようになっている。

「勤務先で見られるお客さまも多いから」とB丸さんはサラリと言うが、

この気遣いはオイラも見習いたい。


アナログとの連動。

そして見ている人への気遣い。

B丸さんのホームページから、そんな事を学んだ。

では。


そのホームページは以下。

Bコレクター
http://b-collector.net/