理容師カフェ‐小さな理容室の販促物語‐

家族経営の理容室が日々、行なっているちょっとした宣伝事例を情報共有します。

集客の際は形容詞より数字を

昨日は、美容業界のコンサルタント業務に携わっているPRアドバイザー和田美香氏に、

集客に必要な基礎的要素とコツを聞いた。

それは、大まかに分類して3つからなる、と言う。

第一として、自店に来店してもらう理由。

つまり、近隣他店にはない売りや強みを、まず最初に経営者やスタッフが自覚する。

そして、第二では、あいまいな表現になりつつある形容詞(キレイやカワイイなど)を避けて、

数字や固有名詞、キレイになる理由などを明確にする。

第三は、ターゲットを絞る。


無料タウン誌に掲載されている広告やリーフレットなどを眺めつつ、お話を聞いていたのだが、

そこには、サラサラ・ツヤツヤ、ハッピー、素敵、キレイ、カワイイ、痛まないなどの語句が並んでいる。

これらの言葉は一見して耳障りが良いが、印象に残り難い。

言い換えれば、無難な言葉となる。

だから、集客につながりにくい。

とすれば、例えばトリートメントであれば、リピート率が○○%であると表示したり、

なぜ、そのトリートメントを使用すると髪がサラサラ・ツヤツヤになるのか、

そのような理由を説明すべきではないか、と言う。


表現方法を少し変えるだけで、効果は違ってくる。

そこには、上記の集客の基礎的要素を理解しているか否かが、大きなポイントではないだろうか。

では。