一昨日、東京・吉祥寺のヘアサロンを取材。
以前、効果的なPOPで売上げ20%アップを実現したと紹介したヘアサロンだ。
年末の多忙中にも関わらずご協力いただいた。
今回紹介するのは、POPに続いてお客さまに手渡す小冊子(マンガ)。
完成までにはもう少々時間を要するが、ほぼ最終段階に達している。
その内容は頭皮ケア。
取材に協力してくれた店長は「お客さまに知ってもらう事が、第一」と話す。
それは、頭皮ケアの重要性を知ってもらう事で、消費者ニーズに刺激を加える、とも聞こえる。
言い換えれば、受身ではなく、ニーズの掘り起こしではないだろうか。
「絵を画く才能があるから出来るんだよ」。そのような声が聞こえてくるかもしれない。
であれば、外注して画いてもらえば良い。
「金銭的負担を考えると無理」。そんな御指摘もあると思う。
だとしたら、賛同者を募り諸費用を分担すれば、金銭的な負担は少なくて済む。
継続した提案も可能である。
組合の支部単位で企画・実行しても良いのではないか。
センスのない(失礼)テレビCMよりも、よっぽど効果的であると考える。
以前、小阪祐司氏のセミナー取材でも学んだのだが、
まずは欲しいと思わせる理由や動機の提案こそ、最初に行なう事である。
同業者が協力してニーズを提案して、そこから先はヘアサロン経営者が各々個性を出してアプローチすれば良い。
今回の取材を通じて、そのような事を感じた。
では。