理容師カフェ‐小さな理容室の販促物語‐

家族経営の理容室が日々、行なっているちょっとした宣伝事例を情報共有します。

集客と看板

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店舗経営者向けセミナー「お店の魅力を引き出す魔法の仕掛け~客を惹きつける店舗つくり~」。

このセミナーを昨日受講した。


1 お店と人の絆を結ぶサインコミュニケーション、つまり看板の効果と成功事例。

2 もっと来たくなるメニューと、また来たくなる雰囲気つくり。

3 HPやブログ、SNSを使用した集客事例。

この3つが主な内容だった。


1のサインコミュニケーションは、オイラが担当している雑誌でご協力いただいている高橋芳文氏。

高橋氏は、業種を問わず様々な看板を手がけおり、その成功事例と要因を話した。

看板一つで、集客効果は違ってくると言う。

高橋氏自身、地方出張の際に行く飲食店選びは、事前調査などは行なわず、看板で決める。

例えば、寿司屋。

看板に「寿司と天ぷら」と表示している場合、疑問が残る結果になる事が多いと話す。

その理由として、生ものを取り扱う寿司と、油を使用する天ぷら料理が同じ調理場にあることで、

双方の良さを殺してしまい、結果的に、特徴ない印象になってしまうとも付け加える。

これは、蕎麦とラーメンと表示している看板にも同じ事が言える。

また、居酒屋の場合、看板に流行の酒などを大々的に掲載しているケースも、

結果的に期待を裏切る事が多い。

つまり、看板からお店のメッセージが発せられていないのは、特徴ない店であると伺い知れるのだ。

よくある「○○商店」と言う看板。

何が、どのように特徴があり、どのくらいの歴史があるのか。

それらのメッセージを、文字とイラストなどを通じて、

店先を通る通行人であるエンドユーザーに訴えるのが看板。

誰に・何を・どのように伝えたいのか。

これらの情報を一旦まとめて、そのうえで看板に掲載する内容を絞り込む。

その絞込みが重要であるとも語る。

個人企業がチェーン店や大企業に打ち勝つためには、看板を見直す事で勝機は切り開けるとしている。


ヘアサロンの看板の多くはサロン名のみ。

しかも、英語で表記している物も多く、

それらが良いのか悪いのかと考えさせられる内容であった。


もっと来たくなるメニューと、また来たくなる雰囲気つくりの内容は、明日。

では。