群雄割拠の戦国時代。
世は乱れに乱れ、力ある者が天下統一を目指した。
織田信長を筆頭に、毛利輝元、武田信玄、上杉謙信、今川義元など
戦国大名と呼ばれる実力者達が、その武威を競うがごとく覇権を争っていた。
その反面、お家騒動などによって自国の統制が取れず、見方同士で国力を削り合った戦国大名家も存在した。
各々が大局を見極めず、己の欲の為に大義名分を掲げる。
それが結局、自分で自分の首を絞める結果となり、無念にも戦国の世の塵と屍となった戦国大名は多い。
理美容業界を見てみる。
QBだ、美容だ、安床だ、理容だ、ウイッグメーカーだ、
ヘアカラー専門店だ、ヘッドスパ専門店だ、組合店だ、非組合店だ。
大局的観点から見れば、そんな事は関係ない。
まずはヘアビジネス業界として、いかにして集客できるか否かを考えるべきではないだろうか。
そこから、各業態ごとに集客し、それが各店舗の繁盛につながると考える。
もちろん、今の世は戦国時代ではない。
がしかし、戦国の世に塵となって消えた戦国大名家のように、
見方同士でイニシアチブを取り合っている間に、
大同団結することなく外敵に責め滅ぼされてはならない。
まっ、その考え方はメジャーセブン氏に教わったんだけどね。
うんこちんこ…ではなく、温故知新。
歴史から学ぶべきことは多くある。
理容組合ではCM放送に向けた議論が活発に行なわれたと聞く。
理容、組合員店舗のためだけのCMになるか。
それとも大局を見据えた物になるのか、興味深い。
では。