理容師カフェ‐小さな理容室の販促物語‐

家族経営の理容室が日々、行なっているちょっとした宣伝事例を情報共有します。

頑固な親(理容師)を説得する方法

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知り合いの福岡在住の理容師さんが上京。

この理容師さんは、理美容技術の世界大会に出場する全理連ナショナルチームに所属しており、

昨日は、第1回の合同トレーニングに出場するために上京された。

なので、練習後に池袋で合流して飲んだのよ。

途中、エロ侍の実家の理容店(母ひとり経営+妹のアシスタント)の話となり、

色々とアドアイスをいただいた。


福岡の理容師(以下、山ちゃん)「ところで、実家の方は大丈夫ですか?」

エロ「いやいやいや。それが大変なんですよ(泣)」

山ちゃん「どうしたんですか?」

エロ「お袋が儲からないから、繁盛する方法を教えてくれって言うから、色々話ししたんです」

山ちゃん「どんな話をしたんですか?」

エロ「女性、しかもキャリアがあるのでエステ+レディスシェーブの業態に絞る事、ですね」

山ちゃん「それで、結果は?」

エロ「お袋から聞いてきたにも関わらず、即却下(汗)」

山ちゃん「ハハハ」

エロ「話しているうちに分かったのですが、今の業態や環境に変化がなく、と言うのが大前提みたい」

山ちゃん「ハハハ」

エロ「んで、内装をキレイにしただけで、今だに大きな変化はありません(泣)」

山ちゃん「なんで、エステ+シェーブを提案したんですか?」

エロ「以前、興味があってエステのセミナーを受講したいって言ってたんですよ、お袋が」

山ちゃん「それ、あれですよ。お袋さん、本格的なエステを体験した事が少ないんじゃないですか?」

エロ「あっ! そうかも!」

山ちゃん「まずは、お袋さんに10万円位渡して、いくつかのエステを体験してもらうとイイですよ」

エロ「と言いますと?」

山ちゃん「10万円あれば、高級エステから気軽なエステまで体験できると思うのです」

エロ「そうですよね」

山ちゃん「エステの良さを実際に体験することで、興味が湧いてきます」

エロ「確かに、そうかも」

山ちゃん「で、こんな言葉が出てくるんですよ」

エロ「どんな言葉?」

山ちゃん「私だったら、こうするけどねって」

エロ「!」

山ちゃん「この言葉が出たら、攻め時。その段階でエステ+シェービングの提案をすると、結果が違いますよ」

エロ「なるほど!」


押してダメなら引いてみろ。

いっちょ、実行してみっかな。

また一つ勉強になった。

では。

追記 写真は池袋の立ち飲み屋「ます屋」の、レバ刺(480円)。