さて、昨日の続きであります。
某有名美容室のスタッフ管理ですが「がんばる女性システム」と言うのがあります。
これは、ある一定の勤務年数(約10年前後)を超えた女性スタッフの場合、
週3日や4日の勤務日数が選べると言うもの。
その理由として「女性スタッフの場合、男性とは違い結婚や出産などで退職するケースが多い」としている。
サロン側としても、キャリアがあり多くの顧客を抱えているスタッフの流失は痛手。
そのような理由から同システムが導入されたのが、約3年前の事だと言う。
もちろん、給与条件などは変わらないが、歩合給に限っては担当客数が減るため、減少する。
ただ、サロン側の負担は増えるが、女性スタッフの定着率を高めるためには必要だとも話す。
事実、同システム導入後の女性スタッフの定着率はアシスタントも含め、格段に向上した。
取材に協力してくれた方は、スタッフが安心して働ける環境を作るのが経営の根幹である、とも付け加える。
これは、スタッフの定着率を高める、一つの手法ではないだろうか。
では。