一昨日、甥っ子と地元の盆踊り会場へ向かった。
会場は、青果などの流通センターの中に設置されており、主催は青果組合。
地元の青果組合が挨拶に立ち「野菜や果物を安心して食べていただくために今後ともご支援云々」と述べる。
盆踊り会場内にある屋台を見ていると、焼きソバやお好み焼きなどが立ち並ぶ。
まぁ、お好み焼きは「キャベツがたくさん入ったお好み焼き」と題しており、
事実、キャベツの量は圧巻だった。
しかし、それ以外の屋台は、どれ一つとっても青果の流通センターと言った特徴が活かされていない。
例えば、冷やしトマトやサラダ、お新香、もろきゅうなどを販売する屋台があっても良い。
果物の原産地別による食べ比べ、などと言ったイベントだって考えられる。
火を通す必要があるのであれば、焼きとトウモロコシやロールキャベツと言う商品も頭に浮かぶ。
にも関わらず、ありきたりな屋台ばかり。
会場内を見回すと、出荷用なのかダンボールに入っている野菜たちが数多くある。
なぜ、これらを活かす発想にならなかったのか不思議だ。
どちらにしても、強みを活かしきっていない代表例ではないだろうか。
「野菜や果物は美味しいので、もっとたくさん食べてください」と青果組合長の言葉が空しく響いていた。
では。