居酒屋てっぺんに行ってきた。
今回は客としてではなく、取材で。
このお店、朝礼が有名で見学する理美容師さんも多い。
超ハイテンションになる朝礼が注目されているが、実はスタッフ教育に凄みを感じた。
当たり前の事を当たり前にする。
できるまで、何度も何度も説明する。
端的に言えば、この二つである。
挨拶をちゃんとする。
脱いだ靴をそろえる。
隠し事をしない。
食事の際には、食べれる事に対して感謝する。
などなど。
さらに、経営者に熱意があれば、スタッフに伝わり、お客が感じ取るとも言う。
だから、てっぺんではスタッフ募集を行なわない。
お客が働きたいと申し出て来るからだ。
最後に取材に協力してくれた総店長は、こんな事を言う。
ウサギと亀。
亀はゴールを見ていたからウサギに勝った。
ウサギは亀を見ていたから負けた。
でも、亀が寝ているウサギを起して、一緒にゴールできれば、もっと良かったと思う。
自分だけではなく、飲食業界全体が盛り上がれば、多くのお客さまに笑顔が生まれる。
そうなると、明るい社会になる。
だから、てっぺんでは朝礼を公開している。
ウサギと亀のように、どちらも奢(おご)ることなく切磋琢磨(せっさたくま)する事が大切で、
楽しさも倍増する。
てっぺんの凄みは、このような考えにあるのではないか。
では。