理容師カフェ‐小さな理容室の販促物語‐

家族経営の理容室が日々、行なっているちょっとした宣伝事例を情報共有します。

異業種

ここ数日、色んな業種の集客について調べている。


歯科医院、クリーニング店、飲食店、酒屋、ペットショップなどなど。

どの業界も多少の違いはあれど、問題を抱えている。

そして、当然そこには、各業界には専門のコンサルタント業者もおり、

この方々の指摘を読んでいると、ある共通した事柄が浮かび上がる。

技術の勉強やトレーニングの習得には積極的だが、売り方に工夫が足りない、と。


一番驚いたのが歯科医院の現状だ。

供給過多、つまり美容業界と同じくオーバーストア状態であるにも関わらず、

売り方に対するモチベーションは低い。

経営の勉強をする機会が少ない業界事情を示す記述もあった。

さらに、歯科医院の範疇であるべき職域が、一部、美容整形に犯されているとも指摘されている。


エロ侍の偏見ではあるが、歯科医院のイメージは良くない。

痛いからだ。

しかも、どことなく暗いしさ。

なので、残念ながら「痛い+暗い=怖い」と言う方式が成り立ってしまう。

だから、切羽詰った状況下に遭遇しないと行かなくなる。

そのため、治療も痛くなる。

余計、イメージが悪くなる。

そんな繰り返しではないだろうか。


が、ご存知の通り、一見して美容室と見間違う歯科医院も存在する。

HPなどで、患者の不安を少しでも解消しようと試みている所もある。

理美容師の同業者同士による経営講習会を否定するつもりは毛頭ないが、

目線を変えて異業種で行なわれている実例を見るのも、これまた参考になるのではないか。

異業種で行なわれている集客方法で、自店でも使えるモノを模索する。

このような勉強方法も面白いと思うのはエロ侍だけだろうか。


では。