今回も「理容の話」の書庫でありながら、また美容業界ネタっす。
美容ネタみたいな書庫作ろうかな。。。
ある美容学校を取材した。
多摩地区にある、大きな大きな学校だ。
授業カリキュラムの充実、様々な資格が取得できる事の説明をうけた。
さすがだ。
また、今後の福祉国家を見据え、福祉と美容をからめた授業内容の充実も図っていると言う。
なるほど。
2年間の美容教育単位を取得しており、美容師免許取得者に限って、
さらに2年間かけて、より高度な技術や感性、そして接客技術が学べるコースを新設したとも語る。
条件さえクリアすれば学士資格も取得できるらしい。
そっかー、2年+2年の計4年かけてワランク上の美容師を育成する訳か。
・・・って、ちょっと待てよ。
その学校は山奥にあり、どう考えても地域の人達が気軽に入れる環境ではない。
と言うことは、もしかしたら4年間の間、学生や教員だけの空間で美容師としてのスキルを磨くのか。
技術や感性、接客を、そのような空間で本当に勉強できるのか?
ある美容師さんが、こんな事を言っていた。
「学校教育の最大の弱点は、クラスメイト同士で実技の授業を行なっていること」と。
つまり、どうしても緊張感が薄くなってしまうと言う指摘である。
また、全く情報がない新規客への接客対応が勉強できないとも付け加えていた。
理美容師教育は、今後、どのような方向に進むのだろうか。。。
ちょっと不安。