理容師カフェ‐小さな理容室の販促物語‐

家族経営の理容室が日々、行なっているちょっとした宣伝事例を情報共有します。

ゴム一つで意識が変わる

本日(正確には昨日)、都内の某理美容学校を取材した。

そこでは、ワインディングの授業の際、一工夫している。

知っている人がいたら、ゴメンね。

なんでも、レベルによってゴムの色を変えているらしいのよ。

その学校では3種類のゴムを使用。

最初は○○色、次のレベルは○○色、最終レベルは○○色。

と言った具合に。

技術レベルを判断するのは教員。

ある規準を超えると、使用するゴムの色が変わると言う仕組みだ。

このシステム、生徒にとっては、やる気が出ると言う。

わかりやすいからね。

自己の成長が目に見える、とでも言うのだろうか。

もちろん、反発する生徒もいるかもしれない。

が、そこは教員の判断次第。

要は、いかにして、やる気を高めるのか。

やる気がない奴は必要ない、ではなく、

やる気を引き出すのも、教育。

などと思う今日この頃。


それと、その学校の教頭さんが言っていた一言が印象深い。

「学校教育がダメだと言う人は、何十年も前に自身が受けた教育と比較してるんだよね」と。

なるほど、それはそれで一理あるかな、とも思った。

では。