理容師カフェ‐小さな理容室の販促物語‐

家族経営の理容室が日々、行なっているちょっとした宣伝事例を情報共有します。

あなたの店に忍び寄る税務署員第三話

新シリーズスタート

以前、私が取材したモノをシステム編集(←なんだ、そりゃ?)して、再掲載いたします。

ある理容店で起こった、ウソのような本当の話です。

ただ、ちょっと長編となってしまい、全20話前後になる予定で御座いますので、ご覚悟願います(汗)。

では、第三話どうぞご覧下さい♪♪


【一週間後】

税務署員「おはようございます、○○さん。本日は宜しくお願いいたします(微笑)」

私「おはようございます。先週は申し訳ありませんでした。急にこられたので、ビックリしたんです。

そうそう、本日は税理士の○○さんにも同席してもらいました。よろしいですね」

税務署員「構いませんよ。何か不明な個所がありましたら、

○○さん(私)か○○さん(税理士)にお聞きしますね」

私「わかりました」

税務署員「ところで、○○さん随分日焼けしていますね。ゴルフでも行かれたのですか? 

私も好きなんですよ」

私「………。ゴルフはしませんよ。店舗間の移動はすべて自転車なので、それで日焼けしたんです」

税務署員「そう言えば、近所のあのお寿司屋さんって有名ですよね。行かれたことあります?」

私「………。外食は極力避けていますので、知らないんです。申し訳ありません」

つづく


第三話チェックポイント

余計な世間話は極力避けること。

何気ない話しでも、それは生活レベルを探っているのである。

ゴルフが好きで、外食ばかりしているなんて言ってしまうと、高額所得者のイメージになってしまう。

さらに、高級犬や熱帯魚、金目の物なども判断基準になる。

例えば、所得税額から年収は推測でき、年収が分かるということは、生活レベルも想像できるということ。

所得税額が低いのに生活レベルが高いとなると…、申告していない隠し所得があるのではないか? 

と疑われてもしょうがない。当然のことだ。

したがって、余計なことは話さない方がベストなのである。