理容師カフェ‐小さな理容室の販促物語‐

家族経営の理容室が日々、行なっているちょっとした宣伝事例を情報共有します。

カット6000円の美容室vs4000円の理容室


今月9月19日(火)開催の東京・理容師カフェ秋の筆文字POP講習会

ありがたいことに、告知宣伝に対してご協力いただく理容室経営者がおり

早速、案内チラシを持参させていただきました。

ありがとうございます。


到着すると、経営者と従業員がちょうど昼食を食べに行く時間らしく

ならばと思い、行先をみんなで相談しながら、同行させてもらいました。

慎重審議の結果、今日の昼食はコチラに決定。

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手打麺やきそば専門店 真打みかさ本店です。

移動中の会話が印象深いので、本日はその内容を紹介いたします。


事の発端は、通りかかった美容室の店頭看板にあるカット料金。

カット6000円と書かれており、それを見た同行している従業員が、こう言います。

「なんで美容室の料金って、理容室よりも高額なんだろう」と。


すると今度は、経営者が素朴な疑問を投げかけました。

「そう言えば、これから行くやきそば専門店 真打みかさ本店」

「考えてみたら焼きそば800円って、普通のお店よりも高額だよなぁ」

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そうです。真打みかさ本店の焼きそばは800円。

一般的な飲食店の場合、焼きそばは最安値の価格帯に位置し

500円以下が妥当な価格でしょうか。


800円と500円。

不思議なことに、この割合は先ほどの美容室のカット6000円に対して

一般的な理容室のカット(総合調髪)4000円と言う状況と似ています。


となればです。

私たちが本日、真打みかさ本店になぜ行くのか。


美容室と理容室の価格に対する疑問について

その辺りに解決への手がかりが、ありそうです。

と言うことで、みんなで焼きそばに例えながら、答えを模索していきました。

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麺と具材を調理して、来店客に提供する。

大まかな一連の作業については

真打みかさ本店と一般的な飲食店において違いはありません。

では違いは何なのか。


「知ってます? 真打みかさ本店のネギ。細長くて、これがまた旨い」

「ネギ大盛りも無料なので今日も大盛りだな」

と、同行している従業員は、今回で訪店6回目。

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「手打の麺は注文が入ってから茹でて、その後炒める本格派」

「以前、一緒に来た弟は、いか玉かすとマヨネーズをバァーっとかけて旨そうに食べていた」

などと、真打みかさ本店の魅力を笑顔で続けます。


これら一連から気付いたことは

焼きそばを食べること以外に存在する、訪店理由です。


端的に言うと、焼きそばの世界に浸りたい。

そのひと言に尽きる。

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ネギの切り方。

麺の扱い方。

美味しく食べられる方法の提案などなど。


一般的な飲食店と真打みかさ本店の違いは

俗に言うところの凡事徹底でしょうか。


調理師が行なうこと、一つひとつに対し

目の前にいる来店顧客が喜ぶためには、どうするかと考える。

創意工夫を繰り返す。

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それらの想いやこだわりを知った来店客たちは

焼きそばの奥深さ、つまり焼きそばの世界観を知り

誰かに伝えたくなり、同じ価値観を持つ人たちと情報共有するようになります。


これら一連も含めたのが、真打みかさ本店で焼きそばを食べる理由であり

であれば、焼きそば800円は高いどころか、安くなるから再来店する好循環。

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そう言えば以前、ヘアサロン潜入取材で訪店した

都内にある総合調髪6000円の理容室。

そこで得た接客体験などは、事あるごとに

今でも、多くの理容師たちと情報共有させてもらっています。


なのでもう、6000円と言うのはお手頃価格と言いますか

かなり得した買い物と言うのが、正直なところ。


と言うことで、そろそろ結論。


小規模店舗の理容室や美容室の場合

今、行なっている施術内容を一つひとつ掘り起こし

顧客に伝えるのが効果的です。


従来ある基本技術を見直し続ける。

それも効果的かなぁ。

などと生意気ながら考えますが、どんなもんでしょうか?


理容室だから4000円。美容室だから6000円と言う見方ではなく

目の前の顧客が満足するために、凡事を徹底することで

6000円でも何度も来店されるから、経営が成り立つことになります。

などと、焼きそばを食べながら考えました。


今日も最後までお付き合いいただき、ありがとうございます。

焼きそばにハマりつつある、理美容経営企画室の関口でした。

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今後開催予定 理容師カフェ
 

【9月19日(火)開催 東京・理容師カフェ】

あなただけが作れる販促物を、みんなと一緒に作りませんか?



【10月16日(月)開催 北海道・理容師カフェ】

理容師カフェの中でも、特に女性理容師に人気を博している

筆文字POP講習会とパステルアート体験。その連動講習会が開催。
                 
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理容師カフェで人気の筆文字POP講習に興味がある方は、↓↓↓コチラを。
                 

                 
私・関口が担当する理容師カフェでは、このような販促事例などを情報共有します。

小さな理容室の反応率10%と言う驚異の反響を生んだ、案内チラシなど。
                 

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