理容師カフェ‐小さな理容室の販促物語‐

家族経営の理容室が日々、行なっているちょっとした宣伝事例を情報共有します。

このスキマ市場って知ってます? 定着率が高い新規客を集客する方法 銀座・理容師カフェ 就活ヘアプロジェクト


近畿圏を中心として盛り上がっている、就活ヘアセミナー。

以前から、その内容に興味があり、いささか強引に開催させてもらったのが

昨日の銀座・理容師カフェ就活ヘアプロジェクトです。

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就活ヘアコンサルタントと勝手に命名させてもらっている

奈良県理容組合青年部の大月部長。ご参加いただきました、みなさん。

そして、会場をお貸しいただきました 株式会社アイスリィーの方々。

ありがとうございます。

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企業が今、求めている理想の学生については

就職活動中の学生はもとより、親類

そして、在籍している大学も知っていそうで、実は知らない。


そのような視点に立ち

採用側の企業が見ている、髪型を中心とした

外見などから得られる、第一印象の重要性について、情報共有しました。

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ヘアサロンに来店した就活生に対して

担当する理容師が、面接官と言う立場になり

施術中の接客の際、模擬面接のように学生に質問してみる。



つまり、カウンセラーのような立ち位置で髪を切ることで

就活生に不足していること、改善部分の提案

さらに、就活生本人も気付いていない

強みの存在を伝える、と言う話も興味深いです。

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講師の大月さんは、就活生たちと一緒に企業に伺い

面接の際の注意点などを聞きだし

そこでの気付きを、就活生に対して伝えると言うことを行なっています。


つまり、企業と就活生と大学。

その中間の立ち位置にいて、情報が集約されているのが

そうです、大月さんなんです。

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就活を通じて、数か月の期間で数十回もご来店される就活生もおり

その間、400社以上の人事担当者などから得た

就活に関する数多くの情報を、アドバイスしながら情報共有します。


ですから当然、内定が得られる頃には

就活生と理容師の距離感は、圧倒的に短縮されている訳です。


「就活生はもとより、その親からもお礼の連絡が入ることもある」

「最終的に、(就活生から)兄貴と呼ばれることもあった」

「家族に就活生がいる顧客にも、就活プロジェクトのことを伝え、顧客満足度向上にも繋げている」


就活プロジェクトを行なう理容室側のメリットを、そう語ります。

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理容室の顧客層は、就活生を面接する世代の男性が多い。

その特徴を活かして、奈良県理容組合の所属店舗では

該当する顧客に対して、就活の際の面接で

チェックする部分などについて、アンケートを実施しながら

組織的に情報収集も行なっています。


「アンケートにご協力いただいたお客さまが、その後、就活プロジェクトを気にかけてくれる」

「常連のお客さまが、某大手企業の人事部所属と言うことを、アンケートを通じて知った」

このような話からも今後、顧客たちを巻き込みながら進展することが理解できます。

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学生時代は、自分が好きな髪型でも充分可能。

言い換えれば、自分が満足する髪型であれば

どんなデザインでも、誰も文句を言いません。


しかし、一般的な会社の社会人を希望するならば

今後は、相手が抱く印象を意識した髪型にする必要性が生じます。

そのことに気付くのが、就職活動であり、伝えるのは理容師や美容師なのです。


「重要な面接の前日に、髪型や顔のうぶ毛などを整える」

「それが面接官へ『目の前の相手が抱く印象にも、気を配れる』と言うメッセージになる」

「一事が万事で、企業は周囲に対して、そのような配慮が行なえる学生を求めている」

就活ヘアの要点を、そのように語る大月さんの言葉に、妙に納得します。

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取材班として参加された、辰巳出版社の金澤さんは

「髪型の話が中心だと勘違いしていた。理容師以外でも面白い話だった」

「興味深い内容が多く、今後の色んな出版企画でも、連動出来そうな情報ばかり」

と、色んなネタを得て満足度が高まった、編集者独特の嬉しさを得た様子です。


個人的には、収入が安定して、髪型に対して正しく意識する

新社会人の集客効果とも捉えております。


しかも、定期的な来店の必要性もすでに知っている、新社会人。

さらに、自分が行ないたい髪型と、上司が(新社会人に)行なって欲しい髪型

そのバランス感覚を抱いている社会人とも言えます。

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となれば、入社後は所属企業を代表して、取り引き企業や顧客に接するため

仕事への支障が生じない(相手に不快な印象を与えない)髪型が

上司や先輩から、
求められていると言う現実を知った新社会人となります。


つまり今後、安定した頻度で来店されて

毎回、単価も低くない可能性を秘めている、新規客集客ともなります。


言葉遊びみたいで、あまり使いたくありませんが

集客ではなく、顧客を育てると言うことから

育客(そうきゃく)とも表現できるかもしれませんね。


ただ単純に、就職活動中は、この髪型にすればイイじゃん。

ではない、就活ヘアプロジェクト。

想像以上の可能性を含む内容でした。面白いです。


年内にもう一度、都内で開催したいなー。

などと目論んでいる、理美容経営企画室の関口でした。

今日も最後までお付き合いいただき、ありがとうございます。


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今後開催予定の理容師カフェ情報

 【山形・理容師カフェ】7月11日(月

テーマ/ナゼリスト認定講習会

時間/13時開始、17時終了

場所/山形県理容会館



【東京・理容師カフェ】7月19日(火)

テーマ/大切なお客さまが多発性円形脱毛症になった時、理容師が行なうこと

時間/13時開始、17時終了

場所/東京・銀座 株式会社アイスリィー4階トレーニングセンター



【静岡(中部)・理容師カフェ】7月25日(月)

テーマ/ナゼリスト認定講習会

時間/13時開始、17時終了



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理容師カフェで人気の筆文字POP講習に興味がある方は、↓↓↓コチラを。


本年、ザワザワしてきたのが新感覚理容技術NAZERU(ナゼル)を行なった理容師カフェ。

ナゼリストの丹治さんが制作された、紹介動画も好評なので貼らせていただきます。

↓↓↓コチラです。


2016年5月9日(月)茨城・水戸にて北関東・理容師カフェが開催。

その当日の内容をスライドショーにしてみました。


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そもそも、理容師カフェってなんだよ? と思った方へ

↓↓↓以下が、理容師カフェについての紹介です。


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この度、みなさんのお蔭で無事発刊できた現場新聞2016年 春号。

詳細を知りたい方は、↓↓↓ 以下のリンク先からご確認ください。


相変わらず、理美容業界性善システム(後払い)を活用しています。

発送した現場新聞に同封した、請求書に記載している口座へ

ご送金いただければ幸いです。


 【お問い合わせ/お申し込み先】

 
「新聞送れ!」とご記入いただき

購入号(新刊は2016年 春号)

購入部数(もちろん、1部から購入可能です)

発送先の住所

サロン名

ご担当者名をお知らせください。

そうそう。
 
毎回、ご購読いただく読者から

「その都度、申込みするのが面倒なんだけどさ・・・」

と言うご希望に答えて、提案しているのが、わんこそばシステム。

同システムを希望される方は

「わんこそばシステムで」と付け加えてください。


※もちろん、わんこそばシステムでなく

各号とも単体によるご購読いただけます。

 「もう。いらないよ」と言われるまで今後、送り続けますね。

※前金制ではありません。面倒かもしれませんが、毎回のご送金をお願いいたします。


いつもお世話になっている、みんなの取り組みを

多くの方々と情報共有して、さらに面白くなって

再び紹介していく・・・そのような好循環を構築する切っ掛けとなりたいのが

へアサロン販促実例集 みんなの現場新聞なのです。