理容師カフェ‐小さな理容室の販促物語‐

家族経営の理容室が日々、行なっているちょっとした宣伝事例を情報共有します。

伝統・資格に助けられていないか。強みのすぐ近くに、弱みもある。理容師・美容師の業務独占に潜むデメリット


今回の内容をザックリ紹介すると

1 伝統ある有名店の天丼が、美味しくない

2 エステティックグランプリのプレゼンテーターを思い出す

3 業務独占の背景にある弱み


タオルソムリエとヘアサロン経営者たちと池袋で行なわれた、飲み会に参加。

今後のタオル開発に向けた情報交換が・・・と書きたいのですが

そのほとんどが、たわいもない話で盛り上がりました。

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確か、タオル文化や伝統について、タオルソムリエから教わると

その流れで、ヘアサロン経営者が経験した、東京・浅草の有名な飲食店の話になります。


「物凄い伝統があるので人気を博しており、多くの顧客で店内は混み合っていた」

「そのほとんどが、名物料理の天丼を食べているけど、残念ことに、大多数が食べ残している」

「私も半分ほどしか食べられなかった。理由は、おいしくない。おもいっきり」

「だけど多分、明日も明後日も多くの人たちが来店するんだろうね。伝統があって有名だから」


この話をする経営者が言いたいのは

「だから伝統にあぐらをかかない」となります。


去年だったか、一昨年だったのか忘れましたが

エステティックグランプリ(エスグラ)を見学した際、あるプレゼンテーターの言葉が印象深く

今でも鮮明に覚えています。


「離婚を機に就職先を探したが、正社員として雇ってくれる会社は皆無」

「唯一雇ってくれたのが、今のエステティックサロン

「ズブの素人だった私を2年間かけて、現場で通用するエステティシャンへと育ててくれた」


このような内容でしたが、おそらくこの方

超必死でエステティック技術や接客を学ばれたと思うのです。

だからこそ、たった2年でエスグラに立てるレベルへと成長することができたのでしょう。

ではなぜ、このような優秀な方が理容室、美容室に就職しなかったのか。


これは推論に過ぎませんが、恐らく理容室や美容室では

理容師・美容師としての資格がないと、充分な給料がもらえるように働けないから。

その逆がエステであり、経営者も、その必死さを感じ取り

熱意も伝わったからでしょうか、採用したと思うのです。


そして、もしかしたら、似たような状況は、多くのエステサロンでもあり

それは少なくないかもしれません。


理容師・美容師には国家資格による業務独占と言う、強力な強みがあります。

しかしながら、この強みのすぐ真横には

必死に学ぼうとする、本気モード全開な人材たちには、大きなハードルと言う

強力な弱みにも直結していることが、理解できます。


強力な集客力に繋がる、伝統と言う強みが存在する飲食店。

業務独占と言う法に守られている理容室もしくは美容室。


この双方に共通しているのは

強みのすぐ近くに、弱みも存在していると言うこと。

これを日々意識しているのか否かで

長期的な結果に影響すると思いますが、いかがでしょうか。


これら弱みの部分の原因を見出し、改善策を考えて行動する。

それが理容組合もしくは美容組合に加盟して、活動する理由の一つであると

私は考えています。


などと、久し振りに小難しい内容を書いてみる今日この頃です。

スミマセン。


今日も最後までお付き合いいただき、ありがとうございます。

昨晩の居酒屋のトイレにあった↓↓↓このPOPにハマった理美容経営企画室の関口でした。

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□□□□ 2月のイベント情報 □□□
 
2月9日(月)
終了いたしました。ご参加いただきましたみなさま、ありがとうございます。
 
2月16日(月)

ゲスト講師の柴さんから、メッセージビデオがあります。

それが↓↓↓これ。


2月23日(月)
あ! 見付かっちゃいました。ここまで見てくれたあなた、相当な理容師カフェマニアですね。


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そもそも、理容師カフェってなんだよ? と思った方へ
 
↓↓↓以下が、理容師カフェについての紹介です
 
 
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みんなの現場新聞2014年 秋号が12月25日(木)に完成しました。
 
ご興味がある方は、↓↓↓以下のタイトルをクリックされると、詳細が確認できます。 
 
 


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と言っても、わんこそばみたいに

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※前金制ではありません。面倒かもしれませんが、毎回のご送金をお願いいたします。


価格は従来通り、1部540円(税込)+82円(送料)で
 
相変わらず、理美容業界性善システム(後払い)を活用しているので

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【お問い合わせ/お申し込み先】
 
 
「新聞送れ!」とご記入いただき
 
わんこそばシステムを希望される方は
 
「わんこそばシステムで」と付け加えてください。
 

購入号(新刊は2014年 秋号)
 
購入部数
 
もちろん、1部から購入可能です。
 
 
住所
 
サロン名
 
ご担当者名をお知らせください。
 
 
いつもお世話になっている、みんなの取り組みを
 
多くの方々と情報共有して、さらに面白くなって
 
再び紹介していく・・・そのような好循環を構築する切っ掛けとなりたいのが
 
ヘアサロン販促実例集 みんなの現場新聞なのです。
 
 
あ。こんなことも、やっています私。