理容師カフェ‐小さな理容室の販促物語‐

家族経営の理容室が日々、行なっているちょっとした宣伝事例を情報共有します。

なぜ訪問理美容なのか。どうすれば、施設と仲良くなれるのか。宣伝活動は?

 
今回の内容【訪問理美容の活動を、だれに・どのように伝えるのか】
 
訪問理美容をテーマにした東京・理容師カフェ、無事開催できました。
 
ゲスト講師の鈴木和広さん。ご参加いただきました、みなさま。
 
ありがとうございます。
 
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正直、訪問理美容について何も知らない私ですが
 
講師の鈴木さんの話を聞く度に、新発見が得られるので興味を抱いていました。
 
 
そこで、今回の理容師カフェ開催に至った訳ですが
 
技術以外の販促・・・という表現が正しいのか分かりませんが
 
要は、宣伝活動などを中心に情報共有できました。
 
 
えっと。
 
とりあえず、参加者の皆さんの声を撮影しましたので
 
ご興味がある方は、以下のユーチューブをご覧頂ければ幸いです。
 
 
 
訪問理美容に本格的に取り組んで約1年。
 
毎月100名ほどに施術を行なうようになった、講師の鈴木さん。
 
ではなぜ、訪問理美容に着目したのでしょうか。
 
イメージ 2
 
東北大震災の被災者であり、被災した当時、いち早く理容室を再開し
 
自衛隊から水をわけてもらい、お湯を沸かしてシャンプーを行ないました。
 
 
その際、今行なえることに精一杯取り組めば
 
お客さまは喜んでくれることを再認識します。
 
 
震災の影響も一段落した、ある日。
 
両親から、このような言葉が聞こえてきました。
 
 
「施設に行くお客さんが増えてきた」
 
 
グチとも受け取れる一言ですが、そこで鈴木さんは考えます。
 
だったら、自分が施設に行けばイイじゃん、と。
 
 
それが、今行なえることであり

お客さまの笑顔を見るために
精一杯、取り組むための活動と確信します。
 
 
フェイスブックやブログなどSNSの活用ではなく
 
アナログ部分の充実化に着手し、奥さまなどの協力も得ます。
 
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鈴木さんが行なう訪問理美容の特徴は、効率的な宣伝活動。
 
そして、できること・できないこと、この線引きがしっかり定まっており
 
それが、トラブルを未然に回避することにも繋がっています。
 
 
「当たり前のことを、当たり前に行なって、施設のスタッフやご家族から信頼を得る」
 
その当たり前のこととは、上記のように難しい場合は「できない」と伝えたり
 
決められた時間を守ることが挙げられます。
 
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施設での時間の流れが、写真・左。
 
カット、もしくはカットとシェービングを行ない、その後、入浴と言う感じで進むので
 
訪問理美容の時間がズレ込むと、全体的なスケジュールにも影響してきます。
 
だからこそ、訪問時間を守ると言う基本的なことも、重要視されているのです。
 
 
写真・右は、ダイレクトメールの送り先について。
 
その辺の話は、以下の動画で説明されていますので
 
ご興味がある方は、ご訪問頂きましたら幸いです。
 
 
 
ヘアサロンと訪問理美容の大きな違いは
 
料金を支払う方が、お客さまとは違うケースも多いと言う部分。
 
 
もしくは、施設の場合は、その立ち位置を理解すると
 
行動内容がスムーズにもなると言います。
 
イメージ 5
 
と言うことで、またまた動画にて鈴木さんに、説明してもらいましょう。
 
ご興味がある方は、以下のユーチューブをご覧下さい。
 
 
 
このような感じで情報紹介・共有できた東京・理容師カフェ。
 
休憩時間は、販促物などの撮影会となっていました(笑)。
 
イメージ 6
 
そして、自然と情報交換が始まっています。
 
真ん中の黄色いノボリは、宮城県の理容組合が制作したもの。
 
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鈴木さんは言います。
 
「施設のスタッフたちを見ていると、カット後のお客さんに対して、声をかけています」
 
「キレイになったね、と。必ず」
 
「その光景を目の当たりにして以来、当店でも行なっています」
 
 
余談になりますが、来月開催される全国理容競技大会では
 
第一部門に、宮城県代表選手として出場する、鈴木さん。
 
その理由も、鈴木さんらしいです。
 
 
訪問理美容では、カットの正確さと同時にスピードも求められる。
 
練習の必要性を感じ、その内容が競技大会の第一部門と同じなので行なった。
 
結果、当然のように技術スピードが増すので、施設のお客さんの体の負担が減る。
 
また、施設のスタッフからは、パンフレットに訪問理美容のことを掲載する際

「全国理容大会出場の理容師が担当」と付け加えることで、箔がつくと喜ばれる。
 
だから、みんなが嬉しくなる。
 
 
このような感じですが、何一つとってもムダのない活動が、興味を抱きます。

これらが俗に言う、コンテストとサロンワークの連動性にも繋がることでしょう。
 
 
全国大会で競技に臨む鈴木さんの双肩には
 
訪問施設にいるお客さん、日々働いているスタッフたちがいるので心強いと思います。
 
 
あ。
 
ムダのない活動の代表例としては、コレなんかもそうです。
 
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赤ちゃん筆ならぬ、記念筆。
 
おじいちゃん、おばあちゃんの髪の毛で作り
 
仏壇にそえる、メモリアル記念品としても人気を博していると言います。
 
 
カットした髪の毛を、専門業者に手渡すことで、売り上げが生まれる。
 
材料費、新たな時間などは不要な取り組みの代表例となります。

 
鈴木さんの話を聞きながら感じたのは
 
訪問理美容分野でも、まだまだ多くの販促物が不足していると言うこと。
 
 
さらに、参加者の声からは、今回のような技術以外の内容について

情報共有する場が少ないとも聞こえてきました。
 
 
懇親会では、お客さんの髪型の好みを聞かないで
 
施設のスタッフが仕事をしやすい髪型
 
俗に言う施設刈りも、少なくないと言います。
 
 
大手企業が参入している訪問理美容。
 
個人で行なうには、どうすれば良いのか。
 
 
それらの打開策は、もしかしたら、鈴木さんの活動に
 
ヒントが隠されているのかもしれません。
 
 
鈴木さんをゲスト講師として理容師カフェを開催したい方は
 
 
まで、「訪問理美容の理容師カフェをやりたい」とメールをください。
 

今日も最後までお付き合いいただき、ありがとうございます。
 
スマホが動かなくなった理美容経営企画室の関口でした。
 
 
◇◇◇9月開催の理容師カフェ情報◇◇◇
 
 
 
 
 
 
9月30日(火)13時から 場所未定 男の理容師が女の顔を剃ったらダメですか?(延期)
 
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そもそも、理容師カフェってなんだよ? と思った方へ
 
↓↓↓以下が、理容師カフェについての紹介です
 
 
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