理容師カフェ‐小さな理容室の販促物語‐

家族経営の理容室が日々、行なっているちょっとした宣伝事例を情報共有します。

なぜ1千円カットに行くのか

本日の内容【1千円カットを利用している方のお話】
 
 
昨晩、練馬区主催の事業承継セミナーに参加したのですが
 
終了後に行なわれた懇親会では、興味深い話を教えてもらいました。
 
 
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毎度どうもです。おはようございます。
 
今日もご訪問いただき、ありがとうございます。
 
今晩から福島に行く理美容教育出版の関口です。
 
 
「俺さぁ、いま1千円カットの店で髪切ってるんだよね」
 
 
紹興酒を飲みながら、そのような話をしてくれたのは
 
とある建設会社の役員。
 
年齢は42歳と言いますので、団塊ジュニア世代になります。
 
 
色々と情報交換を行なっていましたら
 
以前は、約10年ほどに渡って美容室に通い続けていたとも教えてくれました。
 
 
では、なぜいまは1千円カットなのか?
 
 
そう思いませんか?
 
オイラは、そのように感じたので聞いてみたんですよ。
 
 
「へぇ。なんで?」と。
 
 
すると、美容室を利用していた理由から教えてくれます。
 
 
「元々、お客さんでね」
 
「ウチがその美容室を手掛けたから、必然的に、その後行くようになるよね」
 
 
なるほど。
 
顧客との関係性を重要視して、その後も定期的に訪問していたのでしょう。
 
 
「だけどさ。10年間だよ、10年」
 
「その間、商品を奨められることはあっても、なんというか……それだけなんだよね」
 
 
話をしているうちに分かったのは
 
どうやら、その美容室は、お店のメリットに繋がる情報は発信するのですが
 
顧客に対するメリットには無関心だったこと。
 
 
で、このような質問をしてみます。
 
「極端な話、建設会社の見込み客を紹介されたり、関連する情報が聞けたら、今でも通っていた?」
 
「つまり、髪を切るだけで美容室に通っていた訳ではないってこと?」
 
 
すると……
 
「うん。そのようなお話もできたら、もちろん、いまでも通っているよ」
 
「ないから、髪を切るだけなんで、そうなれば1千円カットでも問題ないじゃん」
 
と言う応えがかえってきます。
 
 
ヘアサロンの顧客の来店頻度は数ヶ月単位と言うのが平均値。
 
言い換えれば、その間、情報収集を行なえることになります。
 
 
いま目の前にいる顧客は、何を求めているのか。
 
一度、そのように意識しながら接客を行なってみると
 
もしかしたら、会話の内容が変化して
 
失客率にも違いが生じてくるかもしれません。
 
 
「私に何を求めているのか?」
 
 
この意識の存在が、ヘアサロンと1千円カットの違いだと考えます。
 
 
ないとは思いますが
 
もし仮に、1千円カットへの来店動機を価格としていたら
 
それは、いささか見当違いでもあると言うことですね。
 
 
っちゅーか、それは顧客に対する侮辱(ぶじょく)だったりします。
 
 
今日、来店予定の顧客に対する情報収集を、もう一度行なってみてくださーい。
 
もしくは、そろそろ来店されると想像できる、あの顧客が喜ぶ話を考えてみてください。
 
 
売上げを上げる。
 
もしくは、失客率を下げる。
 
 
それらの方法論は数多くあります。
 
しかしながら、その根幹には、繰り返しになり恐縮ですが
 
「この方は、私に何を求めているのか?」
 
と言う、基本スタンスが存在してこそ成り立つと思う、今日この頃です。
 
 
経営者でもないのに、また生意気な事を書いてしまい申し訳ありません。
 
色んな気付きをいただいた昨晩の懇親会です。
 
異業種の方々との情報交換も、やっぱ楽しいです♪
 
 
 
昨日の感謝
 
主催してくれた練馬区、ありがとうございます。
 
地元にも頑張っている方々多くて、なんか嬉しいです。
 
 
今日のワクワク
 
池尻大橋の美容室グレイスに行ってきます。
 
なんか面白そうだぞ。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
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