理容師カフェ‐小さな理容室の販促物語‐

家族経営の理容室が日々、行なっているちょっとした宣伝事例を情報共有します。

ヘアサロンのHPは集客できない?

ご訪問いただきました皆様、こんばんは。

いつも、ありがとうございます。


本日の話は、25日(火)に行なわれた「知らなきゃ損する! 最新のホームページ活用集客塾」

そこで勉強になった内容の紹介です。主催は、みかんぐみ


まず最初に、「タイトルの最新と言うのは、システムではなく、お客さまに伝える方法の手段」

と言うのは、和田美香講師です。


続けて、集客できるホームページ(以下、HP)作りの鉄則としては、3つのポイントがあるとも教えてくれます。

「メディアミックスとストーリー、そして育てること」

メディアと言うのはHPやチラシ、フリーペーパーなど、情報を発信する媒体(ばいたい)の事です。

もちろん、ブログも、そこに含まれます。

つまり、各種情報媒体が連動して、集客に繋がるのですね。


そもそも、なぜHPだけでは集客できないのでしょうか。

そんな素朴な疑問に対して、和田講師は、このように答えます。

「HPの立ち上げが一気に増えた時期が2000年前後」

「その時の経営者の多くは、流行に取り残される事を嫌い、とりあえず、やってみると言う意識だった」

「で、そのままになっている理美容室のHPは、案外多い」


なるほど。

正直、ちょっと違和感と言うか、時代性を感じるHPは少なくありません。

もちろん、内容で勝負するのがHPの本質ですが

理美容業界の場合、デザインと言うのがキーワードになってきますから

HPを見た瞬間に伝わるイメージが、サロンのデザイン力、もしくは感性レベルになってしまいます。

とは言え、フラッシュをガンガン行ない、無意味にイメージを押し付けるHPは、逆効果。

要は、その辺のバランス感覚が保たれている事が、今必要であるとも考えます。


そして、とりあえず作ったHPに足りないモノとしては

サロンのストーリーをアプローチすること、としています。


例えば、メニュー一覧をHPで紹介しているとします。

そこに、なぜ、そのメニューを導入したのか、その想いがストーリーそのものです。

もっと言えば、どうして、そのメニューに取組んだのか。

そこを伝えると、受け手の印象は違ってきますから。


「価格以外の魅力で、見込み客に選んでもらう武器がストーリー」

そんな和田講師の言葉が、ズドンと心に響きました。


確かに、毎月新規客となって色んなヘアサロンに行っているオイラが、いつも思う事は

価格表はあるものの、メニュー表が存在しないケースが、実に多いという現状。

自店のこだわりや、ストーリーを発信していないヘアサロンのHPからは

どうしても、他店との比較する基準は、価格しかありません。


であれば、安い方に流れます。

カット4000円と言う表記を行なっているサロンと、カット3800円と言うサロンがあれば、

間違いなく、3800円のサロンに行きます。

カットそのものの違いが分からないため、価格でしか判断できないからです。

4000円のサロン、3800円のサロン共に、ストーリーを明記していない場合ですが。


ただし、そこに4000円でカットをしている理由があれば、結果はまた違ってきます。

事実、オイラが前述の潜入取材企画で一番最初に行ったヘアサロンの価格は1万500円でした。

その行動に対して自問自答してみましたが、理由は簡単。

技術内容と価格の理由が伝わってきたからです。

それが、ストーリーの重要性なのでしょう。オイラ自身の行動から勉強になりました。


長文になってしまいました。申し訳ありません。

最後に、育てると言う部分について、触れていきたいと思います。

もう少しで、終わります。


「定期的に更新するページをHPにリンクするのが効果的。それが、ブログ」

SEO対策に資金を費やす事も大切」

「ですが、更新頻度を高めて、検索に引っかかる記事を多く伝える事が必要」

「お金をかけないで、本質的な内容によるSEO対策」

「つまり、体力をつけるHPやブログを作る事が最終的な目的ではないか」

このような和田講師の言葉が印象的でした。


体力があるブログ。

当ブログの目指す先が、そこにあるのかなぁ、などと思っています。


本日の感謝

久し振りに、理容技術の真髄(しんずい)である、クラシカルバックについて勉強しました。

奥深いです。

教えてくれた方に感謝です。


明日の夢

9月は連休が多いため、少しでも、原稿を打ちたいです。