理容師カフェ‐小さな理容室の販促物語‐

家族経営の理容室が日々、行なっているちょっとした宣伝事例を情報共有します。

サロンワークとチラシ

一昨日、一枚のチラシが届いていました。

近所にあると思われるヘアサロンからで、初めてもらったので、その報告です。


話は少し変わりますが、昔、雑誌で「合コン完全マニュアル」みたいな記事があって

そこでは、聞き上手になる・今回がダメなら次回に繋げる、と言った内容が書かれており

「へぇ、なるほどねぇ」なんて感心した記憶があります。


話を戻しますが、チラシには以下の内容がありました。


簡単な地図。

メニュー名と価格一覧。

サロン名と電話番号。

店内の雰囲気がわかる一枚の写真。

初回限定割引クーポン。

HPアドレス。


これを見た時、なんと言いますか、一つ肝心な部分が抜けていると思いました。

「で。あなたは誰ですか?」と思わず突っ込みを入れてしまいましたが、

要は、ヘアサロンの自己紹介、もしくはスタッフ紹介がありません。

確かに、価格や場所と言ったヘアサロンの情報は必要です。

ですが、理美容業の場合、接客や技術、感性などを含めた「人」が商品そのものであり

となれば、まず最初に、スタッフ紹介やヘアサロンのこだわりや歴史などを説明すべきであると思うのです。


初対面の人には、まず自己紹介する事と一緒。

電話をかける際には、まずは名乗る。

最後は、あいさつをしてから別れる。

普段は何気なく実践している事を、チラシでも行なえば良いのになぁ、と感じました。


チラシで損をしているヘアサロンは多いのではないでしょうか。

事実、一度ヘアサロンに入れば、感じの良い空間や接客であるケースは多々あります。

親身になってお客さまのリクエストを聞いてくれる理美容師さんもたくさんいます。


チラシでもHPでも、普段のサロンワークで行なっているように

信頼関係を構築していく順番を経ながら、情報を発信すれば良いと思う毎日です。

などと書いていましたら、自分自身がお客さまに対して行なっている行動をメモ書きにすることで

お客さまとの距離感の縮め方を再確認できるのではないか、と思いつきましたが、どうでしょう?


今回手元に届いたチラシには、自己紹介の他に、お客さまの質問に対して答えるように

Q&A方式で不安を解消すれば、少しは反応もあると推測します。


などと生意気書いて申し訳ありません(土下座)。

まだまだ、弊社媒体などを通じて情報発信が滞っていると思った今日この頃。

反省すると同時に、もっと頑張らなくてはと思いました。

では。