理容師カフェ‐小さな理容室の販促物語‐

家族経営の理容室が日々、行なっているちょっとした宣伝事例を情報共有します。

ビジ髪セミナー エンタメ理容師の逆襲

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本日は、中央理美容専門学校で開催された学園祭に行ってきました。

目的は「僕がやらなきゃ誰がやる! エンタメ理容師の逆襲」と題した同校卒業生の柳本哲也氏の講演です。


柳本氏は「ビジ髪 ビジネスで成功する髪型の法則」(コア・アソシエイツ発行)の著者で、

同書は各種企業の新人研修などで取り上げられています。


「近年の若年層におけるヘアスタイルは、確かに流行を捉えている」

「だが、社会人になった際、ビジネスに対して悪影響をもたらすヘアスタイルのまま、社会に出ているのも事実」

と述べると「人が感じ取る相手の第一印象は3秒以内に決まり、外見による影響が占める割合は9割」

「そのうちの5割以上が顔の表情が関係してくる」

「しかも、米国エール大学の心理学教授が、仕事での第一印象において、

髪型がもっとも大切な要素という研究論文も発表している」ともしています。
 

過去の日本経済における消費の中心は団塊世代団塊ジュニア

ですが、後者はすでに30代後半に差し掛かり、社会との関わりが強くなる世代になりつつあります。

団塊ジュニア世代を意識した商品やサービスは、若者という観点が多かったが、

今後は、大人世代という認識が強く働くことになる」

「そこに色んな企業が気付き始めている。だかこそ『ビジ髪』が着目されているとも考える」


柳本講師は社会変化を、そのように捉え、理美容業界においても

若年層の流行ヘアスタイルを追うばかりではなく、

大人世代の潜在ニーズに対し、的確に応えられる環境の整備が必要であると話します。


「社会全体が大人社会へと成長しつつある現在」

「ヘアスタイルにおいても同様で、流行を意識したデザインも必要」

「だが同時に、社会に適応した、相手に不快な印象を与えない

もしくはビジネスチャンスを活かすことができるデザインと、その理由について説明できないとダメ」


その後、ポイントとして襟足、耳、もみ上げ、額、眉毛、つむじ

ヘアカラー、スタイリングなどを挙げており

「たとえば、額を出すことによって肌色の露出が少なくなり、それが暗い印象を与えてしまう」

と言うように、各部位ごとに具体的な理由を説明していきます。


最初は、もっとお笑い的要素が強い内容かと勝手に想像していましたが、

いやいや、ちゃんと伝えたい内容がしっかり定まっており、多々勉強になりました。

さすが、中央理容専門学校の偉大なる先輩です。


さて、オイラもビジ髪にしようかな。。。

では。


柳本哲也の成功したけりゃ髪を切れ
http://ameblo.jp/bijigami/