理容師カフェ‐小さな理容室の販促物語‐

家族経営の理容室が日々、行なっているちょっとした宣伝事例を情報共有します。

経営理念と遊び心

イメージ 1

先月の事です。

最寄り駅で降りると改札口からチラシを手渡しています。

まぁ、その辺の詳細を紹介したのが、以下urlの日記です。

http://blogs.yahoo.co.jp/eroisamurai/53967411.html


さて本日、帰宅中に嫁からメールがあり甥っ子(10歳)が夏休みの為

勤務先に遊びに来て、一緒に帰宅中との事です。

帰宅先は甥っ子の実家ではなく、当家です。

なので、ちょっと寄り道して居酒屋で食事をする事になりました。

で、行ってきました、上記のダイニングバーに。


想像通り、面白いお店でした。

席に着くとメニュー表があるのですが、数冊になっています。

お酒のウンチクと共にスタッフが、なぜオススメなのか、その理由がありつつ価格が明記されています。

また、そのダイニングバーの経営理念と言うのでしょうか、

どうして、この場所で経営しているのかなども書かれていました(写真)。

○○(地域名)を活性化します!

○○の住民に美味しいお酒を紹介します!

○○の住民に毎月、当店のお得な情報を発信します!

○○に新幹線の駅を誘致します!

最後の文言に対して心の中で「オイッ! そんなバカな!」と突っ込みを入れているオイラですが、

そんな遊び心は結構好きなんです。


でもね、そこには会員になってくれれば、あなたにはこんなメリットがありますよ。

さらに、その先には、もっとお得な特典も用意していると書かれており

何と言いますか、非常に計算された印象を受けました。


そしてもう一点。

新規客から会員へのランクアップとして三回来店と言う短い期間である事です。

この手のポイント還元システムは、使用金額(もしくは回数)に応じた価格の割引や

プレゼントの贈呈である事が多いのですが、ここでは受けられるサービスが向上するとあります。

これも、顧客心理を知った戦略であり、顧客管理の一環であると思いました。

その辺は、今後も調査して報告しますね。


メニュー表を見ていますとサラダがあるのですが

「○○(地域名)をイメージしたサラダ」とあり、すかさずオーダー。

ただし、その際には「オイラ達は隣駅なので、ちょっとイメージを変えてください」と一言を添えますと

「ハハハハハ。そうですよね。頑張ります!」と切り返してくれます。

出てきたのは、ごく普通のサラダでしたが、ネーミング次第で印象が違う事を知りました。

シェフの気まぐれサラダ=その日の残り物で作ったサラダ。

モノは言いようですね。


しばらくしていますと、甥っ子がハシを落とします。

以前、覆面調査委員の行動がテレビで放送されており、わざとハシを落とし、

スタッフが対応してくれる時間をはかると語っていましたが、

このダイニングバーでは、遠く離れたスタッフが即反応してくれます。

なんだか、面白そうなお店で、ちょっと気になりつつあります。


このように、異業種から学ぶと色々と勉強になる事が多いですね。

まっ、オイラの場合は居酒屋さんが、大多数なのですが(汗)。

では。