理容師カフェ‐小さな理容室の販促物語‐

家族経営の理容室が日々、行なっているちょっとした宣伝事例を情報共有します。

練習会の前に、どうなりたいのかと言うイメージを

一昨日、いつもコメントを書いてくれる道具屋さんの御配慮によって、

ルベル/タカラベルモントの松本春仁氏を講師としたセミナーを取材・受講させていただきました。


松本氏と言えば、脳の働きを理解したうえでのコーチングに造詣が深く、

今回も、人はどのように考えるのかと言う着眼点から営業力が高まる提案方法

ひいてはカウンセリング術と言う内容となりました。

正直、この分野に関しても、まだまだ勉強中であるオイラ。

的確に伝えられているのか心配ですが、自分自身に言い聞かせるように、まとめてみます。


「今日、参加して何を得ようと思っていますか?」

「自分に、どのような変化があれば良いと思いますか?」

セミナーや勉強会などに参加する際、まず最初に、

この2点について強くイメージする事で、身に付く結果は違うと言います。

「ヘアサロンで行なわれているトレーニングなども一緒です」

「漠然(ばくぜん)と練習するのではなく、どうなりたいのかと意識します」

「意識には無意識と意識と言うレベルがあり、重要と考えた内容が意識として残るからです」

つまり、結果を無意識レベルに置いておくのではなく、練習前に結果を意識し

脳に対して今日の練習も重要であると言う情報を植え付ける事で、レベルアップに近付くのです。


無意識を意識させる為の方法の一つとして、質問してみる事が挙げられます。

例えば「今座っているイスの感触はどうですか?」と聞かれたら、どうですか?

そこで初めて、イスの感触がお尻を通じて伝わり理解できます。

しかし、質問されるまでに、イスの感触を意識していた人は少ないのではないですか?

「人の脳は質問されると毎秒A4用紙約30ページ分の情報を分析して答えを探ります」

「だから脳は、質問の項目(情報の空白)を埋めようとするのです」

「つまり命令よりも質問する事で、相手の脳が自然と行動して無意識から意識するようになります」

閉店後の練習会。

内容を確認する事は多いと思いますが、その勉強会によってあなたはどうなりたいのか、

その質問を投げかける事で意識するから重要であると考え、記憶に残り身に付くと考えられます。


と、ここまで書いていましたら、オイラの脳がショートしてきましたので、

このセミナーの内容は、気ままに小出しに書いていきますね。

また、脳の働きについて興味を抱きましたので、今後も掘り下げていきたいテーマの一つとなりました。

では。