理容師カフェ‐小さな理容室の販促物語‐

家族経営の理容室が日々、行なっているちょっとした宣伝事例を情報共有します。

あたなを知っていますビーム

先日の事です。

当家の壁や階段などに不具合が生じたので、メンテナンスをお願いするため

不動産屋さんに電話をしました。

○ ○(地名)のエロ侍と申しますが…と言い、その後はメンテを要請する旨の内容でしたが、

途中で担当してくれた方が「えっと、道路側に面している方ですか? それとも奥ですか?」

と聞いてきます。この時のオイラの印象としては、住所を全部話した訳でもなく、

にもかかわらず、相手はオイラの事を知っており、なんと言いますか、非常に嬉しかったのです。

そこで気が付いたの事は、電話などの際、ほんの一言でも良いので、

「あなたの事を知っていますよ」と言うメッセージをサラリと伝えるだけで、

印象が随分違ってくると言う事です。


話は少々変わりますが、最近の理美容業界のクレームですが

その原因に「自分に対する扱いが悪い」と言う内容が増えていると聞きました。

言い換えれば「私の事を知っている」と思っている顧客に対して

サロン側が「知っているビーム」を出しているにもかかわらず、

伝わっていないとも考えられます。

これは、ほんとに些細な事ですが予約の際の電話の受付、

来店時のあいさつなどによっても影響されると思うのは考え過ぎでしょうか?


余談ではありますが、オイラがよく使う方法なのですが、

電話を受け取った際、相手が名前を告げてくれた後

「お世話さまです」と言う前に一言「あっ!」と付けます。

これが結構、効果的なのかな、などと思い実行しています。

さらに、「あっ! お世話様です」の「お世話様です」のイントネーションを変えるだけで、

これまた、相手に「知っていますよ」と言うメッセージが送られます。

場合によっては「お世話様です」と言う堅苦しい挨拶ではなく「こんにちはー」

「この間はありがとうございました」と言うパターンなどもあり、

若い頃は(まだまだ若手ですが)、これで得をした事も多々あったりしました。


昨日の1本の電話から、そんな事を思い出してツラツラと書いてみます。

では。