理容師カフェ‐小さな理容室の販促物語‐

家族経営の理容室が日々、行なっているちょっとした宣伝事例を情報共有します。

ナンバー2・右腕を育てる

昨日は、日本ロレアル主催の右腕セミナーを取材させていただきました。

講師は吉田由美子氏(古田土公認会計士事務所専務)。

古田土会計士事務所のナンバー2、右腕です。

が、自身の生い立ちからは入社当時、それほどモチベーションが高かった訳ではない事が窺い知れます。

しかし、ある日を境に、職業観・人生観が大きく変化しました。


「古田土所長が取引先で学んだ経営計画書を、ある年の年初に発表したのです」

「その時、この事務所の経営理念と方針、夢などを知り、そして何よりも、

自分がこの先、どのように成長するのか。そこが明確に書かれていました」

なぜ、経営計画書が必要なのか。その理由としては、次のように話します。

「社長が理念と方針を明確に抱き、文字にすることで心も進化する。」

「そして、目的と目標を共有することで、社長の考えを社員が理解し、それが安心感に繋がる」
 

つまり、右腕となるスタッフを育成したいのであれば、

まずは社長の考えをスタッフに伝える必要性があり、

だからこそ、経営計画書が大きなポイントとなると吉田氏はいいます。


「社長が全てを決断して、ナンバー2の右腕が、

その決断に対して120%の答えを導き出すにはどうすべきかと考える。それが右腕の役割」


受講生からの質疑応答では、社長と右腕のメリットの違いとはなにか、という質問に対して

「社長とは天から与えられた使命。選ばれた人」

「天命を自己実現できるのがメリットです」

「ナンバー2の右腕は、その選ばれた社長に仕える喜びがメリット」と明快に答えます。
 

尊敬されるより尊敬していることで幸せがある。

その理由としては、尊敬できる相手だからこそ多くのことが学べるから。

そのような吉田氏の言葉に右腕を育てるヒントが隠されていると感じましたが、

皆さんは、どうでしょうか?


経営計画書とビジョンの重要性を知りました。

では。