理容師カフェ‐小さな理容室の販促物語‐

家族経営の理容室が日々、行なっているちょっとした宣伝事例を情報共有します。

良い店見付けました2

まず最初に、昨日にアップすると書きつつ、本日になってしまいました事に対してお詫びいたします。

申し訳ありません。

パソコン起動しっぱなしで酒飲んで、起きたら朝でした(汗)。


と言う事で、一昨日の続きです。

表参道のサロンの話ですが、今回はトリートメントで伺いました。

がしかし、話を聞いていると、これを行なったから、トリートメント比率が向上した、

と言う話は一切ありません。

何が特筆すべき内容なのかと言いますと、予約からお出迎え、カウンセリングから施術、

そしてお見送りまで、スタッフ全員による接客サービスであります。

それらを、日々発生した問題を掘り起こし全員で解決し続ける、これらの繰り返しです。

地味ではありますが、一番効果的であると思うのです。


そして、もう一点。

カウンセリングを行なうスタッフは、スタイリストではなく、

スタイリストデビューを控えたスタッフ二名が担当しています。

この理由として、スタイリストでは1客ごとのカウンセリングに要する時間に、限度が生じてしまうからです。

カウンセリング重視のヘアサロンと謳っても、混み合っている場合、どうしても短時間で行なってしまいます。

それを解消するために、スタイリストとカウンセリングを行なうスタッフは別としているのです。


急がば回れではありませんが、サロンシステムを充実させる事で、結果的に、

平均顧客単価1万8千円、トリートメント比率90%となったと考えます。

これが、ヘアサロン経営の本道であるとも思うのです。

「宣伝広告に諸費用を投じるのであれば、当店はスタッフ教育と顧客満足度の向上に使います」

と、その経営者は言います。


良い店、見付けました。

では。