理容師カフェ‐小さな理容室の販促物語‐

家族経営の理容室が日々、行なっているちょっとした宣伝事例を情報共有します。

想いを伝える

本日は、ミクシィにて知り合った栃木県のディーラーさんが来社された。

わざわざ来社いただいたのは、そのディーラーさんが近々開催する新展開の打ち合わせのため。

詳しい内容は、この場で公表していいのか不明なので控えるが、

弊社出版物を取り上げていただく事となった。

打ち合わせの席上、ディーラーさんが、このような事を言う。

「業界誌は、作り手である出版社や編集者の想いが、読者へ伝わりにくい」と。

確かに、そうだ。

多くの理美容業界誌の場合、直販以外は通常、出版社から問屋に行き、そしてディーラーへと進む。

その先に読者がいるのだが、途中で出版社や編集者の「想い」が消えてしまっている。

これは、私たち業界誌編集者による責任が大ではあるが、構造的な問題でもあると考える。

それを解消してもらうのが、本日来社いただいたディーラーさんの提案である。


作り手の「想い」を読者へとダイレクトに伝える。

端的に説明すると、そのようになる。

もちろん、既存の流通システムを壊すのではなく、ルールは守る。

その上での提案が、今回の打ち合わせの趣旨。

「想い」を伝える事の重要性は実感しているが、案外、自分自身が行動出来ていなかったと反省した。


ヘアサロンでの技術。

何気なく行なうのではなく、なぜ、このようにカットしているのか。

その説明を行なうだけでも、リピート率は違ってくると聞いた事がある。

それも「想い」を伝えたからだろうか。

では。