テレビドラマの類は、正直あまり見ないオイラ。
が、今クールでは派遣の品格と言うドラマだけは見ている。
なんとなく見ていた初回の印象が強く、毎週水曜日の２２時には帰宅しようと思っている。
派遣社員を人材ではなく、あくまでも人員として見下している正社員。
スキルが未熟であるにも関わらず正社員と言うだけで、
派遣社員とは待遇が大きく違うため、正社員と派遣社員が対立する。
まっ、そんな内容である。
このドラマを見ていて感じたのは、理美容業界でも同じ現象が起こりつつあると言う事だ。
正確には、ネイルサロンもしくはブースを併設しているヘアサロンである。
以前にも書いたとは思うが、ネイリストと理美容師が一つのフロアで働く場合、
コミュニケーションを怠ると、前述のドラマ内容のような雰囲気になってしまうと聞いた。
理美容師とネイリストが対立している雰囲気の中、被害を被るのはお客さま。
ピリピリした空気は、お客さまに伝わってしまう。
ヘアサロン経営者が、付加価値サービス向上や客単価アップと思って導入したネイルだが、
全く逆の結果、つまり失客につながるケースは少なくない。
そのような状況を防ぐために、ネイルサロンとネイルスクールを運営しているアトリエワイズの中川康代代表は
「まずは、理美容師とネイリストが、共に仕事内容を尊重し合う事から始める必要がある」
とアドバイスを送る。
最近では、派遣のネイリストも多いと聞く。
理美容師とネイリストの対立を解消するには。
正社員の美容師と派遣の美容師もしくはネイリストとの対立を防ぐには。
もしかしたら、ドラマ「派遣の品格」の中に、その答えのヒントが見出せるかもしれない。
では。
派遣の品格
http://www.ntv.co.jp/haken/
中川康代氏ブログ「ネイルな女社長のきままなダイアリー」
http://yznail.exblog.jp/
