理容師カフェ‐小さな理容室の販促物語‐

家族経営の理容室が日々、行なっているちょっとした宣伝事例を情報共有します。

TWBCに行ってきた①

昨日、本日と東京ビックサイトで開催されましたTWBCと言うイベントを取材。

タカラベルモント㈱が2年に1度開催するイベントで、理美容業界に関連する什器や化粧品の見本市と、

各種セミナーが主な内容となっている。

オイラは、担当しているサロンオーナーと言う雑誌の性質上、

今回はヘアサロンビジネスのセミナーを主に取材する事になった。

昨日の「真に儲かるサロンとは」と題したセミナーでは、

平成17年度ベンチャー企業経営者賞を受賞した㈱オオクシ代表の大串哲史氏が講師。

同社は千葉県を中心にヘアサロンを9店舗展開、スタッフは60名。

大串氏曰く「まず最初に、目標を明確にする事が重要」と切り出す。

目標、大きく分類するとヘアスタイリストとして活躍したいのか、

ヘアサロンの店主となり切り盛りしたいのか、それとも、ビジネスオーナーとなるのか。

または投資家になると言う選択肢も存在する。

この4パターンを比較対象しただけでも、勉強する内容は違ってくる。

「だから、目標を明確にする事で、学ぶ事柄を簡単に選択できる」と大串氏。

さらに「簡単に選択できるから、時間のロスも少なくなる」とも付け加える。

成功者の多くは出来る事を探す発想があり、出来ない事ばかり探す人は、進歩するスピードが鈍る。

そして何よりも、経営理念を紙に書き、スタッフ一同の目に入る場所に張るだけでも、

モチベーションは違ってくるとも言う。

「オーナーが抱く経営理念をスタッフに説明して、尚且つ紙に書き貼る。これが、第一歩です」と大串氏。

また、大串氏は自身の経験として、「一つの成功事例(サロン)を見つけたら、

同じ条件の場所を探し、同様の手段で行なえば、成功する。

成功事例を見つけた事は、言い換えれば金鉱脈を発見した事を同じです」と話す。

「成功事例を得たにも関わらず、活かしきれていないサロン経営者は多すぎる」

こうも付け加えていた。


余談&宣伝で恐縮だが、大串氏が執筆した「ヘアサロン企業化マニュアル」が、

12月中旬に弊社から発売予定。

本日取材したヘアビジネスセミナーの内容は明日以降にアップする。

では。