理容師カフェ‐小さな理容室の販促物語‐

家族経営の理容室が日々、行なっているちょっとした宣伝事例を情報共有します。

紙に書く

こんな話を聞いた。

話してくれたのは、縮毛矯正専門店の経営者。

スタッフのストレスを溜めないため方法として有効なのが、紙に書くと言う事。


理不尽な指示、自分勝手な先輩の態度、指示通り動かない後輩などなど、

サロンワークにおいては、各種トラブルの種が存在する。

チリも積もればなんとやら、ではないが、スタッフのストレスが徐々に蓄積されると

突然「辞めたいのですが…」と来る。

で、お店を去っていく。


これを解消する方法が、冒頭の紙に書くと言う事だ。

書く事によって、負のパワーが発散され、しかも冷静になった状態で読み直すと、

「なんで、こんな事でイライラしていたんだろう」

「確かにイライラしていたけど、こんなチッポケな理由だったんだ」

となるらしい。

しかも、経営者が絶対に怒らないと言うルールの元、毎月1回、その紙(ノート)を提出してもらう。

すると、経営者とスタッフとのコミュニケーション方法にも変化が生じる。

良かれと思っていた事が、実は逆効果だったりする。

無意識に行なっていた行為に対して、実は物凄くストレスを感じる人もいる。

それらを知ることで、コミュニケーション方法にも違いが生まれるのだ。


言いたい事をズバズバと、周囲に遠慮しないで発言できる人ばかりではない。

言えないからストレスとなるのではないだろうか。

ノート一つで、それらが少しでも解消できれば安いものだ。


さて、オイラも嫁さんに不平不満ノート渡すかな。

酒ばっか飲んでるんじゃねーよ! と書かれるな確実に。。。