今晩、東京・代々木の全理連ビルで東京理容組合の臨時総代会が開催された。
議長曰く、臨時総代会は二十数年ぶりに開催されたらしい。
総代会とは、株式会社で言う株主総会にあたる。
まぁ、そんな事は別に良いとして、問題はその内容。
実にお粗末な議論となってしまった。
定款の一部変更が主なテーマだったが、何と言うか、ピント外れな質疑ばかりが繰り広げられてしまった。
エロ侍には発言権は、もちろんない。
なので聞いてメモを取るだけなのだが、突っ込みどころが満載の内容だった。
いま、東京の理容組合は改革を推進して18年度理事会から、新体制で臨むとしている。
まっ、たいして変わらないのだが。
で、こんな質問があった。
「新体制になったら、低料金の理容店対策は進展するのか?」
これを受けて理事長は「特効薬が無いのが現状」と応える。
あのー、低料金の理容店対策って何ですか??? そのように思っていると、
何かしらの圧力を行使して低料金と言われる理容店を撲滅しよう、と言う事を理事長は言う。
このような馬鹿げた議論が繰り広げられている東京の理容組合の将来が、とてつもなく不安だ。
「消費者ニーズに応える」「地域性を考える」などと言いながらも、
低料金の理容店を卑下する理容業界の体質には、辟易する。
低料金で売ろうが、高料金で売ろうが、それは経営者の判断次第。
要は、いかにして従業員や経営者の利益を生むか。
そして、お客様の衛生を守りつつ、支持されるかを考えるのが経営者ではないか。
そこに英知を集結する事が理容組合の場であり、議論する内容だと思う。
などと、たまにはマジメな話を書いてみる今日この頃であった(汗)。
ちなみに、総代会に出席した理容師さんを見て、エロ侍の髪を切って欲しいと思う人は、極々少数であった。