理容師カフェ‐小さな理容室の販促物語‐

家族経営の理容室が日々、行なっているちょっとした宣伝事例を情報共有します。

ボクのお店ができるまで①

新シリーズ開始

と言っても、「あなたの店に忍び寄る税務署員」と同じでシステム編集(だから、なんだよそれ)したモノです。

2年前のできごとなので、ちょっと古い内容となっています。ご容赦願います。

このシリーズでは、ある美容師さんが独立までに経験した様々な事を、忠実に再現してみました。

全9話完結で御座います。

青年よ大志を抱け、でも騙【だま】されるな。

と言う事で、新シリーズスタート!


11月。ボクのお店がオープンした。

約1年間に渡って不動産屋や内装業者、店舗デザイナーなどと交渉してきた。

思い起こせば、色んな事があった。そして、ボクは世間知らずであった事を痛感したのだ。


「03年11月 不動産屋巡りスタート」

勤務サロンが休日である火曜日は、不動産屋に顔を出すように心掛け、実際に行動した。

ボクの条件は1階・20坪・家賃35万円・最寄駅から7分以内。

この条件に合う物件に巡【めぐ】り会うまで、不動産屋巡りは続くのである。

このとき教えてもらったことは、「都内であれば、20坪以下の物件は人気が高い」と言う事。

ボクが狙っている物件は、まさに人気物件であり、言い換えれば巡り会う確率は限りなく少ない事になる。

だからこそ、不動産屋巡りは必要不可欠なのだ。

懇意になって、空き物権が出たらすぐに連絡してもらう手筈【てはず】になっているが、

どこまで期待して良いのだろうか。

実際、3ヶ月後の04年1月になっても、狙いの物件が見付からなかった。

つづく


その2
http://blogs.yahoo.co.jp/eroisamurai/archive/2005/11/29?m=lc