理容師カフェ‐小さな理容室の販促物語‐

家族経営の理容室が日々、行なっているちょっとした宣伝事例を情報共有します。

理容学校の、おもひで④

「シャンプー」

理容室と言えば、スタンドシャンプー。

まぁ、いまどきの理容室ではサイド・バックシャンプーは常識となっておりますが、

今回はスタンドシャンプーの思い出で御座います。


お客さまが椅子に座った状態のまま行なうシャンプーの事ですが、結構、気持ち良いんですよ。

もちろん理容学校でも授業のカリキュラムに組み込まれております。

学生同士が練習モデルとなり、日々シャンプーを行なう授業です。

スタンドシャンプーは洗い流す際、前流しで行なうため、

必然的にお客さまの顔に水がガンガン流れて、最終的に蒸しタオルでゴシゴシ拭かれます。

まっ、オヤジ的には、それが良かったりするのですが。


で、そのシャンプーの実践練習の際、洗い流されている友人のところに、忍者のごとくすり足で忍び寄るエロ侍。

ササササササ。

そこには、洗い流されている無防備な友人の後頭部があります。

・・・・・・。もちろん、エロ侍の気配は消されています。

そして、シャンプー原液セットオン。

指差し確認。

洗い流されている友人の頭上の目標にターゲット、ロックオン。

指差し確認。

シャンプー原液、発射!

ターゲットに向かって、ドロドロドロと元気良く進むシャンプー原液君。

最後にミッション終了を確認して、退避するエロ侍。

ササササササ。

洗い流されている被害者は、目をつぶっておりますので、そのような一連のできごとは一向に気が付きません。

するとどうでしょうか、洗い流されている友人の頭からシャンプーは減りません。

むしろ、余計に泡だってきます。

だって、原液だもん(汗)。

完璧に洗い流すまで数十分を要する訳ですので、その友人はメラをくらった程度のダメージとなります。


もちろん、そのような事を行なうと報復攻撃がある事をお忘れなく。

ちなみに、エロ侍がシャンプーモデルになって、前流しで流されているときは、絶対に目をつぶりませんでした。

そう、敵の襲撃を未然に防ぐためです。

理容学校では、毎日ワクワク・ドキドキの連続なのです!

では。