理容室や美容室の販促について時折、このような声が聞こえてきます。
「何から手を付ければ良いのか分からない」と。
つまり。
顧客や見込み客に伝える必要性は感じているものの
顧客や見込み客に伝える必要性は感じているものの
実際、何を・どうすれば良いのか、具体的な行動内容が思い付かない状況でしょうか。
そのような場合、お客さまの情報を活用すると面白いかも。
例えば、東京・中野のカットチームワタベ中野駅前店。
溝口店長の取り組みなどが、参考になると思います。
具体的には、こんな感じでしょうか。
来店された顧客から、オススメの場所やお店などを教えてもらいます。
そして、休日や閉店後の時間に行って写真を撮る。
その後、このような感じで置き看板に書き込み、店頭に置いてみます。
まずは、この流れを繰り返し店頭情報を活性化します。
置き看板の使命は、見てもらうことです。
見てもらうためには、定期的に変化していること。
とは言え、理容室や美容室の店頭置き看板では
お店の施術内容や料金を中心伝えていることが、少なくありません。
それはそれでアリかもしれませんが、見られない置き看板では意味がありません。
ですから、まずは面白い内容を紹介して
施術内容や価格などの情報発信は、あとの後。
例えば、置き看板付近に案内チラシを用意しておきます。
置き看板を見て興味を抱いた通行人が持ち帰り
書かれている検索キーワードで調べて
ブログやホームページなどを通じて、お店のことを知る流れです。
ブログやホームページなどを通じて、お店のことを知る流れです。
何かを伝える際、順序が違ってくるだけで効果が全然違うから要注意。
話を戻しますね。
で。これだけでは終わらないのが、溝口店長の凄いところ。
続きは広告の下となります。
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詳細が確定したら、改めて紹介しますね。
販促マニアの溝口店長は、店頭置き看板を制作した後、写真撮影します。
その写真データを活用して、フォトブックを制作。こんな感じです。
「感動グルメ看板まとめ」と、それらしいタイトルを付けて客待ちに置きます。
ちょっと拝見してみましょう。
左ページは置き看板。右ページは言った際に撮影した写真。
終始この流れで構成されており、対象読者は来店顧客となります。
これらがザッとまぁアナログ的な内容で
もちろん、SNSなどでもガンガン活用されています。
ハイ。インスタグラムにも掲載中。
面白いですよね。
一つの情報ですが伝え方を変えることで
対象者が通行人の見込み客、ウエブ上の見込み客
そして、来店顧客と違ってくるのです。
ポイントは、お客さまを巻き込んでいる点でしょうか。
自分一人で考えてしまうと、どうしても行き詰ってしまいます。
ですから理容室や美容室の場合、最大の財産とも言われる
来店顧客に協力してもらうことで、飽きることなく多くの情報が集まるのです。
いかがでしょうか。
みなさまの周辺でも、自店の販促に対して
何から手を付ければ良いのか分からない理容師、美容師がいましたら
今回の記事をお伝えいただければ、何かしらのヒントになれば幸いです。
販促の基本は面白いこと。
と、思っている理美容経営企画室の関口でした。
いつも、最後までお付き合いいただき、ありがとうございます。
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