理容師カフェ‐小さな理容室の販促物語‐

家族経営の理容室が日々、行なっているちょっとした宣伝事例を情報共有します。

スタッフ3名の小規模ヘアサロンが、1ヶ月652本のシャンプー販売が実現できた理由


今回の内容をザックリ紹介すると

1 上位顧客にニュースレターをコツコツ発送

2 その間、オリジナルシャンプー製造から、先行予約、販売までの経緯を紹介

3 そして、発売開始。結果、652本を販売した


昨日の理容師カフェ。

月間販売数652本を記録した、福島・喜多方市の小さなヘアサロン

ヘア&エステ オオミナト代表、大湊茂雄代表による販促実例の共有でした。

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ご参加いただきました、みなさん。

講師の大湊さん。ありがとうございます。


昨年12月に販売したオリジナルシャンプーが、売れに売れて

その数、なんと652本と言う記録を打ち出し、それらの成功事例を共有すべく

いささか強引に大湊さんを巻き込み、開催したのが今回の理容師カフェです。

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理容師カフェ恒例、名刺交換終了後には

参加者各自による、自己紹介タイムを設けてスタートしました。

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元々、技術志向が強い職人肌タイプの理容師だった、大湊さん。

東北大震災の影響で、売上げが大幅ダウンとなり

そこから、理容室や美容室、ヘアサロンの強みである顧客情報の活用に着目。

それが、店販に対して本格的に向き合う、切っ掛けになったと言います。

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では実際、何を行なったのか。

毎月、上位顧客(ファン客や優良顧客)に送付しているニュースレターにて

オリジナルシャンプーを導入した理由、そして実現できるまでの過程を

4~5ヶ月間に渡って、ていねいに伝え続けました。


これが、ボクシングで例えるところの、ジャブ。

伏線と言う奴ですね。


そして、購入の決定打となる渾身のストレートは、セールストークであり

実践する中で理解できる、伝わるキーワードのみを残していき

最終的には、それらをセリフとして書き込み、練習を重ね伝える。


その一連を情報共有しました。

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今回の取り組みの特徴は、ニュースレターによる顧客との接触頻度の多さ。

その利点を活用して、11月発刊号では、先行予約300本に達したお礼を掲載するなど

逐一、状況を報告していき最終的には、その数、500本に到達したと言います。


そのうえで、メーカーに発注数を伝えて、生産に入ったので

販売見込み数と生産数の誤差が少なくなります。


で、お店に商品が届く。

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「お店の中がシャンプーで一杯になってしまうので、先行予約をされた方は早く取りに来てください」

そのように連絡すると、不思議なことにみなさん、ザクザクご来店されます。


そして当初は、シャンプー&トリートメント1セット購入と言う方が

受け取り段階にて「腐るモノではないので、やっぱ3セットにしてよ」

そんな追加注文も重なり結果、欠品状態になったと言う失敗談も教えてくれました。


「その状況を予測して多めに発注していたら、もしかしたら700本に達していたかも」

大湊代表は、そのような本音もポロリと語ります。

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最初に、導入した想い、商品情報を伝える。

そして、お客さまが購入を意識した段階で

「今だけ。あなただけ」と言う特典を提示する。


この順番を間違えると、顧客満足度と購入率

そして、再度購入率、それぞれが低下するとも大湊代表は付け加えました。


実際、購入上限を設け、商品価格を設定し、先行予約特典を設定することで

1人1セットではなく、上限数まで購入する顧客が多く

最終的に、652本販売に繋がったとも語りました。


地味な取り組みをコツコツを継続して取り組み

しかも、その過程で、ひと手間、ふた手間を加えることで

じわりと販売本数を高めているのが、今回の販促実例です。


それらは、総客数が少なく、顧客とのコミュニケーションが取りやすい

小さなお店だからこそ実現可能な取り組みばかりでした。


余談になりますが、本日の大湊代表は、さっそく次の新商品を仕入れた様子。

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なぞのクレンジング剤を手にして、大喜びですが、さてどうなるのでしょうか。

その結果も楽しみな理美容経営企画室の関口です。

今日も最後までお付き合いいただき、ありがとうございます。

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オリジナルシャンプーをスタッフ3名、1ヶ月で652本販売した販促実例や
家族単位でご来店されている理容室の集客実例、姿勢矯正ストレッチ
立地が悪くても売上げが堅調に伸びている小さな美容室の話など

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そもそも、理容師カフェってなんだよ? と思った方へ

↓↓↓以下が、理容師カフェについての紹介です


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