理容師カフェ‐小さな理容室の販促物語‐

家族経営の理容室が日々、行なっているちょっとした宣伝事例を情報共有します。

みらいロケット 想いは招く夢と絆(後半) 理容業界はムリなのか?

今回の内容【結婚披露宴の引き出物はカンボジアの井戸】
 
 
前回からの続きです。
 
ちなみに前編の内容は↓↓↓以下ですよ。
 
  
 
 
目の前の人を喜ばす
 
第二部の中村講師は
 
「人を喜ばすのが仕事であり、その回数が増えることで価値が高まる」と語ると
 
具体例についても説明する。
 
 
ちなみに、中村講師は飲食店を経営していた際
 
ホール担当者としても接客に携わっていた。
 
 
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「顧客同士の会話の中から『ちょっと。どうする?』という声が聞こえてくると
 
大体、次のオーダーを考えるのだが、そのほぼ大多数は帰宅してしまう。
 
だから、飲み物がなくなるタイミングの前に話しかける。
 
そして、喜んでいただき、結果、滞在時間が延びるので飲み物のオーダーが増える」
 
 
俗に言う、滞在時間と客単価が比例する関係性について
 
自身の経験則を交えて説明する。
 
「今、目の前にいる人を、どう喜ばすのか」
 
「すべてにおけるポイントは、その考え方にある」
 
一つの接客テクニックとして
 
パーソナルシート(顧客情報をメモした用紙)を用意して
 
気が付いた情報を記入し
 
次回来店時には会話の切っ掛けとして活用していたともアドバイスをおくられた。
 
 
なぜ行なうのか。そこを伝える
 
また、紹介客が増えるテクニックとしても、このように語る。
 
「お金の出口の話をしていたら、結果、多くのお客さまが集まった」
 
「それは、自分だけのためではなく、相手や社会のためにお金を使う」
 
「そのために経営している。と日常会話の中で話していた」
 
「すると『なんのために』という部分が伝わるのでファン客ほど失客が少なく
 
むしろ応援団が生まれて、紹介してもらえるようになった」
 
 
経営が軌道に乗った後も、風呂なしアパートに住み続けた中村講師に対して
 
応援団たちは「なぜ、もっと良いアパートに引っ越さないのか?」と当然質問する。
 
だが、そこでも相手や社会のためにお金を使うために
 
商売を行なっていることを伝える。
 
これが日常会話のなかで伝える方法の一つであり
 
だからこそ多くのファン客が離れなく、むしろドンドン増加したのだ。
 
 
モノでは感動しない。想いだ
 
日本一離婚率が低いウエディングレストランを経営していた中村講師。
 
ウエディングパーティといえば
 
最後にお渡しする引き出物があるが
 
そこでも一工夫を加えた。
 
「現在、人はモノでは喜ばない」
 
「想いが人の心を揺さぶる」
 
 
「以前、カンボジアに行き、現地の惨状を目の当たりにした」
 
「そして、私たちにできる支援内容について聞くと、井戸が欲しいという」
 
「専門の業者に頼むと高額なので出来ないらしい」
 
「だから、同行者全員でお金を出し合い
 
専門業者にお願いして、最終的に地元住民も含めて皆で井戸を掘った」
 
 
「飲み水が出た瞬間は皆が笑顔になって喜んだ」
 
「そして、支払い金額を聞くと日本円で約18千程度」
 
「その話をウエディングパーティを行なう新郎にしたところ
 
参加者に引き出物を手渡さない代わりに
 
カンボジアで井戸を掘る資金にしたいという」
 
 
「パーティ当日、その内容を発表すると出席者たちは、予想以上に盛り上がった」
 
「中には、お財布から18千円を取り出して
 
さらに井戸を掘る資金を提供してくれる参加者もいた」
 
「引き出物がもらえないにも関わらず、皆笑顔」
 
「この光景を目の当たりにして感じたのは
 
モノではなく想いが人の心を揺るがすということ」
 
 
ファッションで夢を語らないこと
 
 
 頼まれごとは試されごと。これは中村講師の代名詞でもある。
 
「頼まれると言う事は、相手が困っている事でもある」
 
「人は、相手ができないことは頼まない」
 
 
「できる相手だからこそ頼む」
 
「だから、自分ではムリと思って首を横に振るのではなく
 
相手の期待に応えるためにも縦に頷く」
 
 
「このような日常のチャンスに応え続けることで、信頼感が得られるようになる。
 
雑用は誰にでもできることだが、誠心誠意行なうことで信用されて
 
『あなたに行なって欲しい』という役割が生じてくる」
 
 
このように語ると、現在取組んでいる
 
ニートたちと共に行なっている農業などについて紹介しつつ
 
「ファッションで夢を語るのであれば、目の前の人たちをどう喜ばすか
 
そこを追求すべきではないか」との問題定義も行なう。
 
 
つまり、思っても居ない耳障りの良いキレイな夢を語るのであれば
 
正直に「夢がない」と話し
 
目の前の人を喜ばすために何をすべきかと考えた方が良いともいう。
 
 
 
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327日に開催するので実行委員会名は327
 
ストレートで分かりやすい。
 
 
ではなぜ3月なのか。
 
子供たちが春休みで美容師たちの休日である火曜日となると
 
必然的にこの日になったから。
 
 
今企画の趣旨は、子供たちの夢と希望の再確認である。
 
終了後からも参加した子供たちには心境の変化が生まれたと
 
フェイスブックなどのSNSで書き込みがあった。
 
まさに想いが招く夢と絆である。
 
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327実行委員会の皆さま、ありがとうございました。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
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