理容師カフェ‐小さな理容室の販促物語‐

家族経営の理容室が日々、行なっているちょっとした宣伝事例を情報共有します。

某理容店のヘッドスパを潜入取材しました

本日は、久し振りに潜入取材ネタでーす。
 
長文になってしまいました。スミマセン。
 
 
毎度どうもっす。こんにちは。本日も御訪問いただき、ありがとうございます。
 
左ひざが、まだ痛い関口です。階段を降りる際が痛い(汗)。
 
 
潜入取材は業態にはこだわらない、それが、当連載企画の基本趣旨ですが
 
今回は、低価格帯の理容店です。R理容室としますが、その業態は初めて。
 
正直に書きます。まさか、R理容室に行くとは想像もしていませんでした。
 
 
数ヶ月前にホームページを知り、何気なく見ていると7台ある理容イスのうち2台減らし
 
そこでは、ヘッドスパもしくはエステシェービングを行なうための
 
専用ブースを設けたと紹介していました。
 
 
ヘッドスパの価格を見てみると30分3150円、45分4750円
 
60分6300円となっています。
 
ちなみに、R理容室のカット・シャンプー・シェービングの
 
俗にいう総合調髪料金は2千200円。
 
 
この価格帯を見た瞬間、R理容室のフランチャイズ経営者の発想
 
そして、その取組みに脱帽してしまったオイラ。
 
だって理美容業界、とくに理容業界の場合はオプションメニューの価格というのは
 
カットもしくは総合調髪料金以下であることが、ほとんどだからです。
 
 
にも関わらず、R理容室ではヘッドスパが総合調髪以上
 
場合によっては2倍以上となっています。
 
これ。かなり凄い経営判断かもしれません。
 
例えば、カットもしくは総合調髪が4千円としたら、ヘッドスパが8千円となります。
 
R理容室のフランチャイズ経営者は、そのような経営判断を決断したんですね。
 
 
そうそう。もう1点凄いと思ったのがあります。それは何か……。何だと思います?
 
前述の通り、R理容室では総合調髪が2千200円。
 
それに対してヘッドスパは2倍以上の価格です。
 
しかし、アプローチが上手いなぁと思ったのは
 
ヘッドスパの価格を自店の総合調髪と比べているのではなく
 
ヘッドスパ専門店と比べ、自店の優位性を伝えているところ。
 
「当店はその専門店の指導を受けてリーズナブルな価格で提供している」と。
 
 
この発想も勉強になりました。
 
ここまで着ますと、安床だろうが何だろうが関係なく
 
そのような取組みを実践しているフランチャイズ経営者がいる理容店に興味が湧き、
 
とりあえず行きたくなったのです。
 
 
予約の電話をすると「ハイ! ○○(サロン名)です!」という言葉が聞こえてくると
 
次に「ご予約ですか?」と続きます。
 
思わず「そうなんです」と話してしまいますが、この流れは案外少ないです。
 
 
「ご予約ですか?」という一言があるだけで話しやすい心境になります。
 
新規客の場合、まず何を話していいのか分かりません。
 
つまり第一声、どうしようかと迷っていて
 
結局、言葉が見付からなく困ってしまうのですが
 
今回のように「ご予約ですか?」と一言あるだけで、かなり話しやすくなるのです。
 
 
で、予約時間に行き専門スペースに案内され
 
その間、スタッフの皆さんからあいさつされます。
 
「こんにちは」「いらっしゃいませ」「ご来店ありがとうございます」
 
笑顔と一緒に、そのような言葉をかけていただきましたが、想定外の接客に驚きます。
 
かなり、イイんですよ。
 
 
そのまま個室に案内されカウンセリング。
 
頭皮の状態を確認して施術に入りますが、途中、寝てしまいました。スミマセン。
 
 
(※長文になってしまいますので、この辺、省略させてもらいました)
 
 
さらに、新規客特典として値引きではなく
 
ホームケア用のシャンプーとトリートメントがプレゼントされます。
 
2千円相当らしいのですが、包み紙などは女性を意識した配色で
 
暗に「奥様へのプレゼント」というメッセージが伝わってきました。
 
 
奥様をサロンの味方につける作戦なんでしょうね。
 
事実、嫁さんに手渡したら、かなり喜んでいましたので効果的かもしれません。
 
 
レジに向うと、1枚の領収書が置かれています。
 
見ると、私の名前と金額が書かれていました。
 
正直、ちゃんとした領収書をもらったのは、このR理容室が初めて。
 
やはり、このフランチャイズオーナーは凄い方かもしれません。
 
 
R理容室・・・面白いです。
 
 
本日の感謝 
 
面白いヘアサロンを見付けられる環境に感謝です。
 
まだまだ数多くの面白いヘアサロンがあると思います。がんばろー。
 
 
明日の夢 
 
この調子で、原稿打ちまーす。
 
 
 
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