一昨日、SPCN主催の「伸びるスタッフ講座」と言うセミナーを受講した。
スタッフのバリュー(伸びる人材に共通する価値観)を高める、と言った内容。
バリューには感謝、共感、感動、夢、積極性、元気、この6つから成り立つとしている。
短時間のセミナーであったため、主に夢についてレクチャーされた。
「夢を持つ事が出来なく、だから毎日のトレーニングやサロンワークでも努力できない」。
このような相談を受けた経営者は、なんとアドバイスを送れば良いのだろうか。
受講生全員で答えを模索すると、講師は「まずは、目の前の事に対して努力する事が大切。
努力を重ねることで、何かが変化して、そこから徐々に夢が明確に定まる」と話す。
夢を実現するためには、今所属しているサロンや組織に感謝し、
リーダーの夢を目指すことが、自分の夢の実現にもつながると感じる。
また、夢をイメージして肯定的な文字や絵にして、周囲の人たちに伝え続ける。
その理由として、夢は自分一人だけでなく、周囲の協力があって叶うため、
繰り返し伝える事で、協力者が現れると言う。
以前、あるヘアサロン経営者から、新卒の理美容師には技術と一緒に
夢も教えなくては定着しない、と言う話を聞いた。
さらに、夢がある理美容師は成長スピードも速く、信頼できる人材に育つとも語っていた。
理美容業界に限らず、企業の要は人材である。
であれば当然、スタッフの夢を一緒に見付けて導く事も経営者の仕事ではないか。
サロンが目指す先や夢にスタッフが共感する事で、繁盛店につながるとも考えられる。
どちらにしても、夢を伝える必要性を感じたセミナーであった。
オイラの夢ですか?
まだまだ秘密です(照)。
では。