世間一般では角刈りと呼ばれているヘアスタイルを、理容業界ではブロース(写真参照)と言います。
これ、難しいのよ(汗)。
まず、クシと鋏が安定していないと、カット面が凸凹になってしまいます。
さらに、頭の形や髪のクセ、流れなども考慮してカットするので、集中力も必要なんですね。
で、なぜ、そのブロースカットの事をテーマにしたかといいますと、
エロ侍が担当している理容業界の雑誌で、そのブロースを掲載したんです。
そうしましたら、若い理容師さんから、思いのほか反響があり、少々ビックリしました。
年配の理容師さんからの反響は予想できましたが、さすがにオシャレ理容室のスタッフや、
美容師さんからの反響は想像できませんでした。
その理由として、いまのサロンワークではお目にかかれないヘアスタイルであり、
高度なテクニックが求められる、その2点が主なところです。
ブロースは、正直言いまして、いまの若年層には受け入れられませんが、
そのテクニックは習得すべき価値があると思います。
特にメンズスタイルを創る際には、必用ではないでしょうか。
いま、理容と言うと「ダサい・汚い・暗い」と言ったイメージがありますが、
だからと言って、理容の技術を否定はしてほしくはありません。
残すべき技術は、理容の中にまだまだ数多く存在するのです。
などと、普段、飲み屋の事しか書かないのに、偉そうな事を書いてしまった(汗)
では。