理容師カフェ‐小さな理容室の販促物語‐

家族経営の理容室が日々、行なっているちょっとした宣伝事例を情報共有します。

どん底理美容室の復活劇その②-顧客目線で強みと改善点を再認識-

「もう倒産寸前だよ」と、冗談をつぶやく理美容室経営者の一言が気になり、関口が出来る事は何かと考える事、数日。ウダウダ考える前に現状把握の必要性を感じ、顧客として伺いました。本日の内容は浮かび上がる強みと改善点。そして打開策です。さて、どうなる?

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目次-CONTENTS-

まずは顧客目線で施術一連や店内を再認識します

とりあえず、経営者自身が「倒産危機を迎えている」と言う
理美容室の現状を把握するために、カットの予約を入れて伺いました。

理由は、客目線で理美容室を見てみたかった事。
そして、カットなどの施術中、約1時間
じっくり話をしてみたかったからです。

すると、やはり関口なりに感じた強み
さらには特徴なども知る事が出来ました。

顧客目線で店内を見て、話を聞いて、施術を受けると
強みなどが浮かび上がるから不思議です

①シャンプー機器YUMEを導入しているので
フルフラット状態でヘッドスパやシェービングが可能。

②経営者ひとりサロンなので、完全個室。
商圏内には同様の業態が少ない。

③親子で来店可能。
小さな子どもがワイワイ騒いでも大丈夫。

④経営者は理容師・美容師の両資格取得者。
アップスタイルからアイロンパーマ(メンズ)まで何でもできる。

⑤とにかく落ち着いた空間なのでリラックス出来る。

⑥来年で創業20年目を迎え、その間、多くの顧客に支えられている。
優良顧客や顧客が存在していると言う事(顧客情報が活用出来る)。

そして強み以外に感じた改善部分

ざっとまぁ感じた強みは、こんな感じですが
同店のウェブ媒体(ホームページやSNSなど)から
伝えきれていないとも受け止められました。

伝える事も技術であり、伝え続けるには相当の技術力が必要な今

だからでしょうか。

新規客の集客数が少なく、自然失客数を補う事が出来なく
総客数が減少して売上げもジワジワ下降線に。

とは言え、ウェブ媒体のテコ入れは
集客サイトを活用するとの事です。

じゃーどうするんだ。そう。関口が得意のアレだな。うんアレ

以上の事から、関口なりに考えた結果
①~⑥の強み伝える販促チラシ作成も効果的と判断。

商圏内の見込み客宅へ配布(ポスティング)したり
来店顧客へ手渡し、家族や友人の紹介ツールとしても使えます。

えぇ。拡大コピーして店頭に貼りつつ
通行人が持ち帰られるように置いておきます。

どちらにしてもです。
ウェブ媒体の情報発信では、手が届かない角度があります。

つまり、ウェブ媒体未開の地を
紙媒体(チラシ)が切り開き、伝えていく感じです。

などと関口ひとりが盛り上がっており、なんだかスミマセン。
とりあえず、いつもの通りラクスルらくらくデザインを活用しつつ
販促チラシを作ってみますね。

と言う事で続きは改めて。
今日も最後までお付き合いいただき、ありがとうございます。

どん底理美容室の復活劇その③
-販促チラシを作る- - 理容師カフェ‐小さな理容室の販促物語‐


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【この記事を書いた変な理容師の紹介】
關口和彦(せきぐち・かずひこ)。SNSなど紹介まとめサイト
厚生労働大臣認定 管理理容師。 でも理容室経営してません。中央理美容専門学校 基礎科・高等専門科・大学科卒業後、都内の理容室勤務を経て理美容教育出版株式会社入社。 理美容業界誌編集を約16年行ない、独立。 雑誌編集感覚で小さな理容室の紙チラシを作ったり、理容室向け経営講習会 理容師カフェ 開催を通じて繁盛理容室の成功実例を共有。最近は、ネット印刷会社ラクスルラクスルらくらくデザインを活用した簡易チラシ作りに着目。誰でも・簡単に・安価で簡易チラシを正しく作り、正しく活用した結果、費用対効果が高くウェブ販促とは違った反応が得られている事例を、理美容師たちと共有。ラクスルらくらくデザインサイトで作る、チラシやニュースレター、販促POPの作成代行も承り中。お気軽に問合せ下さい。時々「理容室の成功事例を話せ」と振られると 紙チラシ集客の効果が平均値7倍を達成している一連を紹介しています。理美容専門学校が発行している機関誌編集では、理美容学生や理美容学校教育の現状などを取材。2018年に立ち上げた 髪の専門医師と理容師の協業展開 では理容室と病院、理容師と医師が連動して顧客満足度を高める仕組みを構築。 男女問わず薄毛のお悩み解消に取り組む。 提携中の薄毛治療クリニックで処方されている育毛・美肌 医療サプリメント ハエル 取り扱い中。 気になる方は、お問合せを。近畿地区の有名大学と理容師たちによる産学連携企画にも参加して、理容室専売品の市場調査から開発、販売促進なども行っている。その他、美容室専門の広告制作会社委託営業など、声がけ頂いた仕事を色々やっている50歳。「理容師カフェ」で検索されれば過去の取り組みが表示されると思いますので、詳しくはソチラで。