理容師カフェ‐小さな理容室の販促物語‐

家族経営の理容室が日々、行なっているちょっとした宣伝事例を情報共有します。

「売上げアップしたい」と思いつつ、何すれば良いのか分からない理容師、理容室経営者っていますか

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これは関口が気まぐれで発行しているニュースレター(情報紙)。基本使用方法は送付。ニュースレターを折り込み封筒入れ住所を書き切手を貼り郵便ポストに行き投函。この手間が受け取った優良顧客の心をくすぐる。余談。このニュースレター誤植一ヶ所あります(泣)

 

ふと思います。

昔から繁盛理容室の売上げと顧客からのお土産量は、比例すると言われています。
つまり、顧客が来店された際「みんなで食べてね」などと手渡されたお土産の量が増えれば増えるほど、売り上げも向上すると言う事。

ではなぜ、お土産と売上げが比例するのか。

それは顧客の来店動機が「髪を切ってもらう。染めてもらう。カラーしてもらう」と言う願望以前に「お店に遊びに行く。理容師に会いに来る」と言う感覚が強いからと考えます。であれば手土産の一つも買って、お店に行きたくなるのが人情ってもの。

一昨日。お陰様でオンライン理容師カフェ(理容師向け経営講習会)が無事開催出来ました。講師や参加者のみなさん、お付き合いありがとうございます。

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黄色タオルを背景に語るのが講師の山口さん。親子3人の小さな理容室経営者ですが、2019年の新規客数157名となった一連を情報共有しました。もちろん値引き集客してません

 

今回の理容師カフェ印象的なのは、参加者の一人が取引先の理美容商社(ディーラー)営業マンを誘い、共に参加されました。多くの理美容室に商品と情報を配達する営業マンは、ある理容室経営者から経営相談を受けたと言います。

相談内容を聞いた際「どうすれば売上げが向上するのか」と漠然とした質問だったと言うので恐らく、手の付け所から分からない状況と推測。であれば、どうすれば良いのか。などと考え行きついたのが、冒頭です。

つまり、まずは顧客が髪を切られに来ると言う関係から「会いに来てもらう」と言う関係性を構築することが、はじめの一歩。そして具体的な方法の一つがニュースレターの発行です。

 

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以前、私宛に届いた某理容室の手書きニュースレター。かなり参考になる構成なので、分析しちゃいました(笑)。ゴメンね石川夫婦。

 

手書きでも充分可能。とにかく、顧客へ情報発信を繰り返し、まずはお店や理容師のことを知ってもらうことが大切です。販促の基本「欲しければ与える」の徹底だから。顧客の情報が欲しければ、理容師の情報をまずは与える。となります。

顧客と理容師。お互いが知り合う事が即ち、距離感の短縮となり言い換えれば仲が良い関係ともなります。えぇ。それが(顧客が)来店時に手土産を持参される関係性構築の第一歩なのです。

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大手理容室の某社でも、顧客へキッチリ情報発信しています。ちなみにコレ。無料デザインサイトで作りました。コツさえおさえれば、効果的な販促物となりますよ

ニュースレター作りに慣れてきたら、今は無料で作れるサイトも数多くありますので、活用するのも手段の一つ。今後の理容室経営に対して、漠然とした不安を抱いている理容師、理容室経営者がいたらニュースレターを作ることから始めてみると効果的です。

その後の展開は、聞かれれば数多くありますので改めて触れますが、どちらにしても世の中の理容室経営者が抱いている経営不安の多くは「何から手を付けて良いのか分からない」と感じており、良い機会なので対応策を関口なりに考えてみました。

あ。そろそろ私もニュースレター月刊セキグチ作ろうかな。読んでみたいと思う変な理容師いますか?

と言うことで、今日はこの辺で。12月もオンライン理容師カフェやろうかな、などと思っていますが、詳細は改めて。では。

いつも、最後までお付き合いいただき、ありがとうございます。

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【この記事を書いた変な理容師の紹介】
關口和彦(せきぐち・かずひこ)。厚生労働大臣認定 管理理容師。でも理容室経営してません。中央理美容専門学校 基礎科・高等専門科・大学科卒業後、都内の理容室勤務を経て理美容教育出版株式会社入社。理美容業界誌編集を約16年行ない、独立。雑誌編集感覚で小さな理容室の紙チラシを作ったり、理容室向け経営講習会 理容師カフェ 開催を通じて繁盛理容室の成功実例を共有。時々「理容室の成功事例を話せ」と振られると 紙チラシ集客の効果が平均値7倍を達成している一連を紹介しています。また、最近は理美容専門学校の機関誌編集も担当。2018年に立ち上げた 髪の専門医師と理容師の協業展開 では理容室と病院が連動。男女問わず薄毛のお悩み解消に取り組む。提携中の薄毛治療クリニックで処方されている育毛・美肌 医療サプリメント ハエル 取り扱い中。48歳。東京・練馬区在中。「理容師カフェ」で検索されれば過去の取り組みが表示されると思いますので、詳しくはソチラで。

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